北京冬季五輪組織委「人工造雪は地域の水使用安全に影響せず」―中國

人民網(wǎng)日本語版    2021年11月20日(土) 18時20分

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北京冬季五輪組織委員會新聞宣伝部の趙衛(wèi)東部長は、「人工造雪は地域の水使用安全と生態(tài)環(huán)境に影響を及ぼすことはない」と述べた。寫真は人口造雪。

北京冬季五輪組織委員會は18日に記者會見を行った。北京冬季五輪組織委員會新聞宣伝部の趙衛(wèi)東(ジャオ?ウェイドン)部長は記者からの質(zhì)問に対し、「人工造雪は地域の水使用安全と生態(tài)環(huán)境に影響を及ぼすことはない」と述べた??萍既請螭瑏护à?。

趙氏は、「北京冬季五輪の雪上競技は主に延慶區(qū)(北京市)と崇禮區(qū)(河北省張家口市)の山間部で行われる。この2つの地域は獨特な気候條件を備えており、自然の降雪が多い。北京は今月6日、例年より23日早めに今冬の初雪を迎えた。張家口でも同日、広い範(fàn)囲で雪が降った」とした。

観測によると、今回の延慶競技エリアと張家口競技エリアで大雪が降った。うち延慶競技エリアの降水量は10.2ミリメートルで、山間部の積雪量は最大30センチメートルを超えた。張家口競技エリアの今回の降雪による降水量は25ミリメートルに上り、山間部の積雪量は最大30センチメートルを超えた。趙氏は、「今回の降溫?降雪の天気を利用し、延慶競技エリアのアルペンスキーセンターと張家口競技エリアは積極的に人工造雪作業(yè)を展開する予定だ」と述べた。

趙氏はまた、「世界的な雪上競技の開催狀況を見ると、競技用の雪質(zhì)を保証するため、國際的な重要イベントのほとんどが人工造雪を採用している。人工造雪は地域の水使用安全と生態(tài)環(huán)境に影響を及ぼすことはない」と述べた。

延慶競技エリアの造雪に用いられる水資源は仏峪口ダムと白河堡ダムから共同で供給される。生活?製氷用の水道水は仏峪口ダムの下にある集中給水場から供給される。

北京市水務(wù)局のデータによると、冬季五輪の期間中に必要な水の量は延慶區(qū)の現(xiàn)在の水使用量の1.6%、延慶區(qū)現(xiàn)地の水資源量の4%を占める。競技後に必要な水の量は延慶區(qū)の現(xiàn)在の水使用量の2.3%、現(xiàn)地の水資源量の6%を占める?!袱饯韦郡帷⒀討c競技エリアに水資源不足の問題は存在しない。冬季五輪の競技中と競技後の水使用量が延慶區(qū)の水使用安全に影響を及ぼすことはない」と趙氏。

一方で、競技中に張家口競技エリアで必要な水の量は崇禮區(qū)の水使用量の9.8%、崇禮區(qū)の水資源量の2.8%を占める。趙氏は、「これらのデータからは、張家口の住民の生活用水が造雪の影響を受けないことが分かる。張家口市はすでに雲(yún)州ダムの水資源調(diào)節(jié)プロジェクトを?qū)g施している。同プロジェクトは完成後、崇禮區(qū)に累計で521萬6000立方メートルの水を供給しており、崇禮區(qū)の地下水採取量を効果的に減らし、その水位の低下を防止している」と述べた。

また、競技エリアの給水安全保障、汚水処理、節(jié)水などの措置の策定を通じ、競技エリアの水資源?水環(huán)境収容力を高める。例えばスキー場は貯水されている自然の降水や表面流出などを人工造雪の水源として優(yōu)先的に利用する。人工造雪システムは先進(jìn)的な高効率節(jié)水人工造雪設(shè)備とスマート化造雪システムを採用し、外界の環(huán)境動態(tài)に基づき最良の造雪効率を維持し、節(jié)水を行う。気象などの狀況のリアルタイムモニタリングを通じ、最も適した條件下でスノーメーカーを使い、造雪による水資源の浪費を回避する。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF)

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