Record China 2021年11月20日(土) 7時20分
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19日、韓國?ニュース1は、米政府が北京五輪の「外交的ボイコット」を検討していることについて、「決定した場合、韓國政府の朝鮮半島平和計畫にも支障が生じる」と伝えた。寫真は北京五輪會場。
2021年11月19日、韓國?ニュース1は、米政府が來年2月の北京冬季五輪に役員関係者を派遣しない「外交的ボイコット」を検討していることについて、「決定した場合、韓國政府の朝鮮半島平和計畫にも支障が生じる」と伝えた。
記事によると、韓國政府は北京冬季五輪を、こう著狀態(tài)にある南北関係を改善させるきっかけにするため構想を練ってきた。五輪を機に終戦宣言や米朝対話を行い、それを朝鮮半島の非核化と平和定著、南北交流協(xié)力につなげたい考えだった。
ところが、國際オリンピック委員會(IOC)が9月に北朝鮮の北京五輪參加資格を剝奪したことに続いて米國の不參加まで決定すれば、韓國政府の推進する「平和計畫」は勢いを失う可能性が高いという。
慶南大學極東問題研究所の林乙出(イム?ウルチュル)教授は「中國の狀況、北朝鮮の意思、米國のボイコットの可能性、新型コロナウイルス感染癥などの要因が作用するため、北京五輪をきっかけに朝鮮半島平和計畫を再び推進することは難しいだろう」と指摘した。
北朝鮮が五輪に參加するには、北朝鮮が積極的に參加意思を示すことはもちろん、コロナ感染者が出た場合に地域全體を封鎖する「ゼロコロナ政策」を行う中國がそれを積極的に支持してIOCを説得する必要があるという。
さらに、米國が外交的ボイコットを決定した場合、米中対立悪化による外交的負擔も懸念される。また、韓國政府は終戦宣言をめぐる米韓の協(xié)議を肯定的に評価しているが、専門家からは「米國は終戦宣言に全面的に応じていない」「韓國政府が終戦宣言を推進するには好ましくない狀況」との指摘が出ているという。
韓國政府関係者は「ボイコットについて米國の立場はまだ決定していないため狀況を見守っている」としつつ「韓國政府は基本的に、北京五輪などの主要イベントが南北のスポーツ交流や信頼関係改善の大きなきっかけになるという認識を持っている」と話したという。
これに韓國のネットユーザーからは「朝鮮半島平和への道はいつだって険しいね」「五輪が政治に汚されつつある。南北平和統(tǒng)一に反対する米國にはバチが當たってほしい」「なぜいつも米國に振り回されるのか。今も植民地時代を生きている気分」「日米中の中で朝鮮半島の平和統(tǒng)一を願う國はない。他國の紛爭は自國のチャンスだから」「どの國も當然、自國の國益を追求する」などため息交じりの聲が上がっている。
一方で「そもそも北朝鮮に終戦宣言する気がないのに、韓國だけが頑張ってどうする?」「平昌五輪のときのような平和ショーができなくなったね。韓國政府は北朝鮮に貢ぐ口実がなくなってがっかりだろう」「終戦を宣言すれば北朝鮮から核兵器がなくなると信じている韓國政府は本當に無能だ」など、韓國政府の計畫に疑問を示す聲も寄せられている。(翻訳?編集/堂本)
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