シャオ?ジャン（肖戦）、ゴン?ジュン（龔?。?、レオ?ロー（羅雲(yún)熙）、チュー?イーロン（朱一龍）のように中國(guó)蕓能界にはアラサーでブレークする俳優(yōu)が少なくない。彼らにしてみれば、ある主演作品をきっかけに一躍スターダムにのし上がったものの、「三十而立」という人生のターニングポイントで「2番目のヒット作」を生み出し、実力派俳優(yōu)へとキャリアを飛躍させる必要がある。

しかし中國(guó)蕓能界の競(jìng)爭(zhēng)は非常に激しく、毎年たくさんのドラマが制作されている割に、「大ヒット作品」は片手で數(shù)えられるぐらい少ない。今年のヒット作品を振り返ると、筆頭に挙げられるのは、ゴン?ジュンとチャン?ジャーハン（張哲瀚）が出演した武俠ドラマの「山河令」。その中で溫客行役を好演したゴン?ジュンは、デビュー4年目にして抜群のビジュアルと演技が大好評(píng)を博した。その後、急騰する人気に後押しされる形で「你好、火焰藍(lán)」や過(guò)去に制作されたドラマ「指尖少年」が一気に放送された。

しかし、美しくて殘酷な溫客行の役柄が強(qiáng)烈過(guò)ぎたせいか、これら作品の映畫(huà)?ドラマのレビューサイトDouban（豆瓣）におけるスコアはそれほど高くなく、視聴者から「ゴン?ジュンにつられて鑑賞したけど、ダメだった」など、がっかりしたとの聲が相次いだ。

ゴン?ジュンにとっては早く「山河令×溫客行」の「呪縛」から逃れ、「二度化け」できる作品のオンエアが望ましいが、それが12月13日から放送されるサスペンス?ロマンスがテーマの「沈睡花園」になるか、クランクアップしたばかりの時(shí)代劇ドラマ「安楽伝」になるかはまだ不明。ただし、「沈睡花園」は「山河令」ブレーク後に制作されたドラマで、ゴン?ジュンの実力の見(jiàn)せ場(chǎng)だ。ここで視聴者の期待を裏切ってしまうと、その後の「安楽伝」にプレッシャーがかかり、役者として肩身が狹くなるとみられている。

ゴン?ジュンの次のヒット作品と、キャリアの予想に対してネットでは、「一歩一歩著実に歩んできたゴン?ジュンを山河令ファンたちはいつも応援している」「溫客行でゴン?ジュンを知ることになり、今はその人柄に引かれている」「ヒットに至らなくても大丈夫。本人は役柄よりずっと魅力的」「もともとヒット作品はそれほど多く出ないし、失敗を役者にかぶせるのは間違っている。自らの欠點(diǎn)を包み隠さないからゴン?ジュンはファンに愛(ài)され、これからもっと成長(zhǎng)していくと思う」など、性格や人柄を肯定する聲や応援メッセージが殺到している。（編集/RR）