韓國の大學入試は「世界一過酷な試験」、BBCがレポート=韓國ネット賛同「なくすべき制度」

Record China    2021年11月20日(土) 22時20分

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18日に実施された韓國の大學修學能力試験の様子をBBCが報道した。寫真はソウル大學。

2021年11月9日、韓國メディア?ニューシスによると、18日に実施された韓國の大學修學能力試験(日本の大學入試センター試験に相當)の様子を英BBCが報道した。

記事によると、BBCはこの日の午後、4分54秒ほどの映像を公開?!疙n國の高校3年生は世界で最も過酷な試験を受けなければならない」とし、3人の高校3年生が試験の100日前から當日にかけて勉強に勵む過程を伝えた。

そのうち1人の生徒は、「韓國の子どもたちは12年間の學校生活を大學入試のために過ごす」とし、「韓國の『10 to 10』を知っているか。朝の10時から夜の10時まで塾にいることを意味する。一番つらいのは同じような日々が繰り返されることで、すごく疲れる」と語った。また別の生徒は、「大學修學能力試験や入試教育が『入試で失敗したら人生の落後者になるのではないか』『自分はこれほど価値や能力のない人間なのか』と感じさせる」としつつ、「それでも試験の成績が証明してくれる。それしかない」と諦める様子を見せたという。

BBCは「韓國の高校生は大學や職業(yè)、將來の安定を確保するためには大學修學能力試験で好得點を取らなければならないと考え、相當なプレッシャーを感じている」と報道。また、ソウル特派員のローラ?ビッカー氏は受験當日の様子をレポートし、警察が受験生のために交通整理をする様子や、受験生と共に會場へ向かう親の姿などを紹介したという。

ビッカー氏は16日にもツイッターで「木曜日(試験當日)には飛行機が延著するかもしれない。韓國の若者にとって過酷な試験である大學修學能力試験が行われ、英語のリスニングテストの時間には飛行機の離著陸が止められている」と伝えている。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは、「全體の10~20%の成功した人生を生み出すために、殘りの80%が12年間を費やした努力を無意味にする制度」「勉強ばかりしてきたこの國のトップたちのひどい人間性を見て、子どもたちは夢を失っている」「大學修學能力試験はなくしてほしい。どうせ社會生活では役立たない內(nèi)容ばかりだし、勉強の必要な人はその時にすればいい」「學問探求の本質(zhì)からずれている。創(chuàng)意的でもないし専門的でもない。格差だけを広げている」「大學入學はもう少し簡単にして、卒業(yè)を難しくすべき」など、現(xiàn)在の入試制度に対する批判の聲が多く寄せられている。

一方で、「それでも韓國の生徒たちが誇らしい。今の韓國を作り上げたのは教育の力だ」「インドや中國だって教育熱はすごく高いらしいよ」などのコメントも見られた。(翻訳?編集/丸山

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