フランスメディアのRFI（中國(guó)語サイト）は19日、上海市當(dāng)局が小學(xué)生、中學(xué)生、高校生を?qū)澫螭?、自殺に関する設(shè)問を多く設(shè)けたアンケート調(diào)査を行ったことで批判を浴び、教育局が謝罪したと紹介する記事を掲載した。

上海市長(zhǎng)寧區(qū)教育局が、區(qū)內(nèi)の一部小學(xué)校、中學(xué)校、高等學(xué)校の生徒を?qū)澫螭藢g施したアンケート調(diào)査で、設(shè)問100問中の58－94問が、自殺に関する內(nèi)容だった。「最近1週間の間に、あなたは自殺の準(zhǔn)備をどの程度しましたか?」「最近1週間の間に、あなたはいつか確実に自殺すると予想したことがありますか?」などの設(shè)問があったと言う。

同アンケートは生徒の保護(hù)者に事前に連絡(luò)することなく実施された。そして多くの保護(hù)者が、暗示性や誘導(dǎo)性が強(qiáng)く、子どもの心を強(qiáng)く傷つける恐れがあると反発したという。

専門家によると、アンケートの設(shè)問は、自殺念慮（自殺願(yuàn)望の度合い）を測(cè)定するためのもので、主に心理的な疾患を持つと診斷された患者の中で、自殺リスクが高い人に限って用いられるものという。また、國(guó)家2級(jí)心理コンサルタントである趙喜剛氏はこのような設(shè)問について「未成年に露骨に見せてはならない。本當(dāng)に自殺を考える子は、それを隠そうとする。特に思春期の子はそうだ」と指摘。

趙氏によると、問題がある子を見出すのは比較的容易で、「最近、よく眠れますか?」「勉強(qiáng)はたのしいですか?」「ご飯を食べるのが嫌ではありませんか?」「社會(huì)は暖かいと思いますか?」「あなたは友達(dá)に愛されていますか?」などの生活狀況に関連する質(zhì)問をすれば、子どもが抑鬱（抑鬱）狀態(tài)にあるかどうかは分かるので、問題があれば保護(hù)者に連絡(luò)して、専門的な心理的治療を受けさせる必要が出てくるという。

上海市長(zhǎng)寧區(qū)教育局はこの問題について、19日にはSNSを通じて謝罪文を発表し、アンケートを中止するように指示したと説明した。（翻訳?編集/如月隼人）