2021年11月22日、韓國?ソウル経済によると、文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が國民からの質(zhì)問に直接答える生放送のテレビ番組「國民との対話」が21日に行われた。記事は「質(zhì)問をしたパネリストのほとんどが文大統(tǒng)領(lǐng)に対し、社交辭令の枠を超えた友好的態(tài)度を示したことが印象的だった」と伝えている。

記事によると、文大統(tǒng)領(lǐng)に質(zhì)問をしたパネリストの1人は、新型コロナウイルス防疫に関して「韓國式防疫は世界が注目し、認める成果を殘した。これは全て文大統(tǒng)領(lǐng)の指導(dǎo)力のおかげだ」と評価した。別のパネリストも「任期はまだ殘っているが、これまで本當(dāng)にありがとうございましたと伝えたい」と述べ、文大統(tǒng)領(lǐng)への深い愛情を示した。

他にも「こんなに近い距離で文大統(tǒng)領(lǐng)に會えてとても光栄だ」「5年の任期中に素晴らしいことをたくさんしてくれたので韓國は先進國になれた」「文大統(tǒng)領(lǐng)に感謝し、文大統(tǒng)領(lǐng)を尊敬している」「國民として大統(tǒng)領(lǐng)にこれほど満足し、プライドを持てたのは初めて」など文大統(tǒng)領(lǐng)への稱賛の聲が相次ぎ、中には「息子が文大統(tǒng)領(lǐng)に會いたがっていたが來られなかった」として、文大統(tǒng)領(lǐng)に息子へのメッセージを求める人もいたという。

これについて記事は「大統(tǒng)領(lǐng)選挙まであと數(shù)カ月という狀況の中、現(xiàn)政府に不満を持つ國民は文大統(tǒng)領(lǐng)とこれ以上向き合う必要がないと判斷し、そもそも參加の申し込みをしなかったとみられる」と分析?！阜Mは和気あいあいとしたムードで行われたが、バネリストからの鋭い質(zhì)問が少なかった」と指摘している。

文大統(tǒng)領(lǐng)は番組中、任期中の「最大の成果」として「韓國式防疫などにより韓國の世界的地位が高まったこと」を挙げた。一方で「最も殘念だった成果」としては不動産価格の高騰問題を挙げた。ただ、パネリストは文政権の不動産政策失敗については一切言及せず、「不動産投機勢力が市民の財産を奪っていった」「コロナ禍では富裕層が貧民層を助けるべき」「フェイクニュースを流してはいけない」などと指摘した。別の分野でも、文政権の國政運営方式を問題視するような質(zhì)問はなかったという。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは「國民との対話ではなく、ただの文大統(tǒng)領(lǐng)ファンミーティングだ」「ヒトラーのプロパガンダ放送かと思った」「北朝鮮の自畫自賛政権と同じ」「自分の味方をパネリストにしてショーをしただけ」「現(xiàn)政権に不満を持つ人も參加申請したけど、選ばれなかったんだよ」「公平にパネリストを選び、辛辣（しんらつ）な聲も真摯（しんし）に受け止める姿を見せたほうが好感が持てたのに」など、パネリストの選定に不満を示す聲が続出している。（翻訳?編集/堂本）