「どこにいるの?」=日本で頻発する中國人留學生の失蹤―華字メディア

Record China    2021年11月26日(金) 22時20分

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日本の華字メディア?日本華僑報は、日本で中國人留學生が失蹤する事件が相次いでいると報じた。

日本の華字メディア?日本華僑報は、日本で中國人留學生が失蹤する事件が相次いでいると報じた。

記事によると、先日、日本のある中國人留學生のチャットグループに「○○さん、どこにいるのですか?みんなが探しています。寫真に寫っている女の子に會った方は連絡をください」との書き込みが共有された。日本の國立大學の大學院に通っていた女性が、11月16日に行方不明になったという。記事は「こうした現象が最近、中國人留學生に頻発している」とし、その原因を挙げている。

日本で入國制限が一部緩和されたことに伴い、外國人留學生の日本への入國が増えている。一方で、日本の生活や文化になじめない人や、日常生活の中で発生したトラブルにうまく対応できない人、そして消息を絶ってしまう人もいるという。記事は日本の報道を引用して、「日本では新型コロナの感染が収まりつつあるが、感染狀況が深刻な國から新たに入國した留學生の中には母國の身內への心配などによって心労が重なり、日本での正常な學習?生活に影響を與える場合もある」と伝えた。

また、「日本は隣國ではあるが、社會生活や文化など各方面に大きな違いがある」とし、「中國人留學生は低年齢化する傾向にあり、日本入國後に心の問題で失蹤するといった極端なケースが発生していることは、現地の生活に適応する上で確かにいくつかの問題があることを示している」と指摘。コロナ禍で人と人との接觸を避ける中、「多くの留學生は日本語能力が低く、日常生活でも日本人とコミュニケーションが取れないことが、留學生の心理的なプレッシャーを大きくしている」とした。

その上で、専門家の話として「留學の最初の半年間は特に、語學の問題は學習でも生活でも大きなストレスになる。ミスを恐れて日本社會と接することを避けるようになってしまうこともある。よりポジティブな精神狀態(tài)で向き合う必要がある。また、學校側が用意したサポートを活用したり、先輩の中國人留學生ともコミュニケーションを取ったりして、問題に直面した場合はいち早く誰かに助けを求めるべきだ」と述べた。

さらに、「自殺や失蹤など、極端な行為に走ってしまう中國人留學生の多くが、そこに至るまでに深刻な精神疾患の癥狀を訴えていることに注意すべきだ」とし、「新型コロナによるストレスやいわゆるカルチャーショックに直面している留學生は、不眠や感情の爆発、心の問題が発生した場合は、無理をせずに學校や身近な友人を通じて支援を受ける必要がある」とした。

記事は最後に、「コロナ禍で、中國人留學生が苦労の末に日本に入國できたのは非常に喜ばしいことだ。留學は人生の大きな事柄。皆さんも自分自身や家族に責任を負い、一時的な困難のために極端な行動に走って一生恨みを抱いて生きていくことはくれぐれも無いように」と呼び掛けた。(翻訳?編集/北田

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