中國(guó)紙?新京報(bào)は24日、誰が冬季五輪の「外交的ボイコット」という茶番劇をでっち上げているのかとする論評(píng)を掲載した。筆者はコラムニストの徐立凡（シュー?リーファン）氏。以下はその概要。

來年2月に中國(guó)?北京で開かれる予定の冬季五輪について、米國(guó)のジョー?バイデン大統(tǒng)領(lǐng)は18日、（中國(guó)の人権問題に抗議するため）政府関係者を派遣しない「外交的ボイコット」を検討中だと表明した。英國(guó)メディアによると、ボリス?ジョンソン英首相も「外交的ボイコット」を検討しているといい、英紙タイムズによると、それを推進(jìn)しているのはリズ?トラス外相だとする見方もあるが、トラス氏に近い筋はそうした見方を否定している。

米國(guó)では今年2月、一部の共和黨議員が、開催國(guó)変更を求める決議案を上下両院に提出した。先月には上院の超黨派グループが、國(guó)務(wù)省に対し、政府職員の大會(huì)出席支援や促進(jìn)に連邦予算を支出するのを禁じる內(nèi)容を盛り込んだ國(guó)防権限法案の修正案を提出した。

修正案を主導(dǎo)するのは共和黨のミット?ロムニー上院議員。ほかにボイコットを促しているのは、民主黨のナンシー?ペロシ下院議長(zhǎng)や共和黨のマイケル?ウォルツァー下院議員、共和黨のトム?コットン上院議員らだ。

歐州連合（EU）の歐州議會(huì)は7月、北京冬季五輪への政府代表や外交官らの招待を辭退するよう求める「法的拘束力のない」決議を賛成多數(shù)で採(cǎi)択した。

歐米の一部政治家がボイコットを扇動(dòng)している一方で、米國(guó)のオリンピック?パラリンピック委員會(huì)はボイコットに反対する姿勢(shì)を示していることから、西側(cè)の政治家が望むような政治的利益を得ることはできないだろう。さらに言えば、そもそも、西側(cè)の政治家が來るかどうかは、五輪が成功するかどうかの判斷基準(zhǔn)ではない。冬季五輪の「外交的ボイコット」は、拍手喝采する人がほとんどいない茶番劇になる運(yùn)命にある。（翻訳?編集/柳川）