來(lái)年2月に中國(guó)で開催される北京冬季五輪をめぐり、米國(guó)に続いて英國(guó)も「外交的ボイコット」を検討する中、仏國(guó)際放送局ラジオ?フランス?アンテルナショナル（RFI）中國(guó)語(yǔ)版は24日、「日本は歐米と共に外交的ボイコットを行うのか」と題する記事を掲載した。

記事はまず、バイデン米大統(tǒng)領(lǐng)が18日に北京冬季五輪について米政府が政府高官の出席を見合わせる「外交的ボイコット」を検討していることを明らかにしたことに言及。「これにより、米政府関係者の同大會(huì)への出席が禁止される可能性がある」と報(bào)じた。バイデン大統(tǒng)領(lǐng)はメキシコのオブラドール大統(tǒng)領(lǐng)やカナダのトルドー首相と會(huì)談した際にもこうした考えを伝えたほか、英國(guó)政府も外交的ボイコットを検討していると報(bào)じられている。

記事は、米國(guó)はウイグル族への人権侵害や香港の政治的自由の抑圧などを理由に中國(guó)を非難しているが、日本は米國(guó)のこうした動(dòng)きに加わるのだろうかと疑問(wèn)を提起。その上で、林芳正外相が21日に出演したテレビ番組でこの件について聞かれ、「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では決まっておらず、検討する」と述べるにとどめたことを紹介した。

また、岸田文雄首相が先日「日本は日本の立場(chǎng)で考える」と述べ米國(guó)への追隨を明言しなかったこと、9月の自民黨総裁選候補(bǔ)者の討論會(huì)でも「日本は歐米諸國(guó)と地政學(xué)的にも違う立場(chǎng)にあるため、日本獨(dú)自の判斷をしなければならない」と述べていたこと、松野博一官房長(zhǎng)官も11月22日の會(huì)見で日本の対応について「何も決まっていない」と述べたほか、各國(guó)の動(dòng)きについての評(píng)価を避けたことなども説明した。

一方、中國(guó)の王毅（ワン?イー）外相が林外相と電話會(huì)談を行った際に、「北京冬季五輪と中日文化スポーツ交流促進(jìn)年を機(jī)に、積極的な民意と社會(huì)の雰囲気を醸成すべき」と述べたことから、中國(guó)は米國(guó)主導(dǎo)の外交的ボイコットへの日本の參加を極力控えさせたい考えだとした。

記事は、「日本が新型コロナウイルスの感染狀況が深刻な中で東京五輪を開催することを、中國(guó)側(cè)は積極的に支援した」と指摘。また、王毅外相と前任の茂木敏充外相の間で日中國(guó)交正?；?0周年（2022年）を機(jī)に両國(guó)の関係改善を図ることを確認(rèn)したことや、茂木氏も北京五輪開催への支持を表明していたことなどを挙げた上で、「こうしたさまざまな兆候から、日本が北京冬季五輪で外交的ボイコットを行うことは難しいだろう」との見方を示した。（翻訳?編集/北田）