日本政府がコロナ禍で困窮する大學(xué)生?留學(xué)生に対して「緊急給付金」を支給すると報(bào)じられたことについて、日本の華字メディア?日本華僑報(bào)は「中國人留學(xué)生注目！日本政府がまた君たちにお金をくれるぞ」と題して伝えた。

記事は、「留學(xué)生がまた10萬円を受け取れる。そんな興奮するニュースが中國人留學(xué)生のグループチャットで拡散している」とした上で、朝日新聞の25日付の記事を基に「岸田首相が閣議を開き、困窮學(xué)生や留學(xué)生などに10萬円の『緊急給付金』を支給し、學(xué)業(yè)修了を支援することを正式に決めた。しかし、今回の日本の閣議では、具體的な10萬円給付のスケジュールは示されなかった」と報(bào)じた。ただ、朝日新聞の報(bào)道では「週內(nèi)にも閣議決定する補(bǔ)正予算案に（緊急給付金の予算として）700億円弱を計(jì)上する方針を固めた」とされており、若干の勘違いがあるようだ。

日本華僑報(bào)の記事は、日本政府が先日18歳以下を?qū)澫螭?0萬円相當(dāng)の給付を決定した際にも日本の世論は大きく反発したとし、背景に「政府は本當(dāng)に助けが必要な過程や個(gè)人に的確に支援を行っていない」との批判の聲があり、これにより岸田政権は大きな社會的圧力にさらされていると指摘。また、「參議院選挙を來年に控える中で新たな支援策を打ち出したことは政治的なにおいを感じずにはいられない」とし、「學(xué)生向け支援が政権にどれだけプラスになるか分からないが、若い世代の有権者の好感を得て支持率向上に資することは間違いないだろう」と論じた。

一方で、野黨からは岸田政権は日本の財(cái)政悪化に目を向けるべきであり、給付金は怠惰かつ無責(zé)任な奧の手との批判も出ていると説明。ネット上でも賛否の聲があり、「日本では長年、學(xué)費(fèi)や生活費(fèi)の上昇、正規(guī)雇用者の減少、収入格差、労働條件の悪化などがあり、いずれも學(xué)生に影響している。10萬円給付では根本的な解決にならない」との聲がある一方、「目先の生活が苦しい現(xiàn)在の狀況では、たとえ一時(shí)しのぎでも役には立つ」との聲もあると伝えた。

記事は、「日本社會での評価がどうであれ、留學(xué)生にも緊急給付金が支給されるのは良いことだ」とする一方、「朝日新聞の報(bào)道では、対象は『推薦を受けた』學(xué)生とされていることにも留意している。日本政府から具體的な説明がないためこの推薦資格が何なのかは依然として分からないが、過去の政策を振り返るとこの推薦が留學(xué)生に『意地悪』をすることはないはずだ」と伝えている。

なお、同記事では觸れられていないが、今回の給付金は、非課稅世帯や収入がそれに準(zhǔn)じる低所得世帯の學(xué)生向けの「修學(xué)支援制度」の利用者のほか、経済的理由で就學(xué)継続が困難、コロナ禍で収入が大幅減、家庭から自立してアルバイト収入で學(xué)費(fèi)を賄っているなどの要件を満たしていること、大學(xué)が推薦する學(xué)生（留學(xué)生含む）にも支給する方針とされている。（翻訳?編集/北田）