華為技術(shù)（ファーウェイ）は11月になり、健康管理やランニングの訓(xùn)練に役立てるための利便性を向上させたスポーツウオッチの新製品數(shù)種を発表した。さらにこのほど、健康関連商品の開発強化の鍵となる、広東省東莞市內(nèi)に建設(shè)した華為運動健康科學(xué)実験室（松山湖ラボ）をメディア向けに公開した。

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松山湖ラボは、ファーウェイと國家體育総局の體育科學(xué)研究所および體育情報センターが提攜して設(shè)立した。松山湖は東莞市のハイテク産業(yè)パークであり、産業(yè)パーク管理委員會も松山湖ラボの設(shè)立に大いに協(xié)力したという。

松山湖ラボの床面積は4680萬平方メートルで、投資総額は2億元以上（約36億円）。専門実験エリア、生態(tài)総合計測認証エリア、スポーツ健康シーンのインキュベーションエリアなどを備えており、専門的な計測が可能な分野は80以上という。またスポーツ人體科學(xué)、醫(yī)學(xué)、データ処理の技術(shù)者など、さまざまな分野の専門家が共同して作業(yè)できる特徴もある。

ファーウェイは過去數(shù)年間にわたり、健康分野への投資を拡大させてきた。2016年には広東省深セン市內(nèi)に健康科學(xué)実験室を設(shè)立し、20年12月には陝西省西安市に健康科學(xué)実験室を設(shè)立した。松山湖ラボの運営開始は21年10月で、ファーウェイにとって最大のスポーツ?ヘルス?サイエンスラボとなった。製品開発に直接に役立てる研究だけでなく、技術(shù)的な標(biāo)準(zhǔn)の確立にも力が入れられるという。

同社によるこれまでの研究成果は、スマートウエアラブル製品が搭載する健康関連の機能などに反映されてきた。例えば16年には動的心拍數(shù)モニタリング機能、17年には睡眠関連のモニタリングと評価、18年にはランニング絡(luò)みの身體の狀態(tài)、19年には血中酸素のモニタリング機能を搭載する製品が発売された。

より専門的で精密なデータの取得が求められる醫(yī)療分野での利用が可能な機能が付加されてきたことも特徴で、20年には心電図測定、21年には體溫計測の追加が発表された。

測定で得られるデータは、數(shù)字の羅列でしかない。ファーウェイ関係者によると、健康や運動関連の機器開発で念頭に置いたことの一つは、利用者の身體の狀態(tài)を「可視化」することで、実感を持って認識してもらうことという。

平常時や運動時に體の狀態(tài)を知るために特に重要なデータの一つが心拍関連だ。獨自に開発した心拍數(shù)モニタリングアルゴリズムであるTruseen1．0を搭載したウエアラブル機器を初めて発表したのは16年だった。當(dāng)初は靜的心拍數(shù)モニタリングを行う機能だったが、17年のTruseen2．0では6種のスポーツモードによる動的的心拍數(shù)モニタリングを?qū)g現(xiàn)。最新のTruseen4．0までに、24時間連続の心拍數(shù)モニタリングや全天候型血中酸素モニタリングなど、機能をさらに追加してきた。

それ以外の機能も追加することで、同社製品は晝の運動から夜間の睡眠まで、「フルシーンの健康生活」をサポートすることが可能になったという。さらに、価格帯が200元（約3600円）程度から3000元（約5萬3000円）程度までと、商品ラインアップを充実させていることも特徴だ。

ファーウェイのウエアラブル製品はすでに醫(yī)療分野の研究にも利用されており、北京市內(nèi)の大手総合病院との提攜により、心房細動の期外収縮リスクや睡眠時無呼吸の研究のために、計550萬人以上のユーザーがモニター登録を済ませたという。中國では、「デジタル」と「健康」を結(jié)び付けた取り組みが、次々に出現(xiàn)している狀況だ。（翻訳?編集/如月隼人）