2014年5月21日、香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは、「中國(guó)は中華思想に基づき全世界に高速鉄道網(wǎng)を構(gòu)築しようとしている」と指摘した。23日付で新華社が伝えた。

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「中國(guó)」とは、自分たちの國(guó)が世界の中心にあるという「中央王國(guó)」を意味する。中國(guó)が高速鉄道網(wǎng)を全世界に広げようとするのは、この中華思想によるものだ。中國(guó)は10年という短期間で、1萬(wàn)1000キロメートルにおよぶ高速鉄道網(wǎng)を建設(shè)。2030年までにはその規(guī)模を大幅に拡大する計(jì)畫だ。2011年の溫州市鉄道衝突脫線事故や、度重なる鉄道省內(nèi)部の汚職スキャンダルで、広東省広州市、深セン、香港を結(jié)ぶ高速鉄道「広深港高速鉄道」の開通は2017年に延期されたが、高速鉄道建設(shè)という中國(guó)の野望はとどまるところを知らない。

だが國(guó)境を越えた高速鉄道の建設(shè)は容易ではない。関係各國(guó)にとっては資金面と技術(shù)、運(yùn)営面での大きな挑戦になるからだ。すでに計(jì)畫されている北京―ロンドンを結(jié)ぶ歐亜路線、ウルムチ―イラン―ドイツの中亜路線、中國(guó)東北部―ロシア―アラスカ―米國(guó)を結(jié)ぶ路線、昆明―シンガポールの汎亜路線のうち、汎亜路線だけが著工にこぎつけた。

李克強(qiáng)（リー?カーチアン）首相は今月、アフリカ4カ國(guó)を歴訪した際、アフリカ各國(guó)の首都を結(jié)ぶ高速鉄道網(wǎng)の建設(shè)に意欲を示した。高速鉄道の建設(shè)は旅客に快適な移動(dòng)を提供するだけでなく、関係國(guó)家に雇用機(jī)會(huì)の増加や物資輸送時(shí)間の短縮といった大きな利益をもたらす。だが実現(xiàn)にはさまざまな困難を克服しなければならず、決して楽観は許されない狀況にあるといえよう。（翻訳?編集/本郷）