華字メディア「日本華僑報(bào)網(wǎng)」は7日、「日本の駙馬爺（皇女の夫）が中國(guó)企業(yè)によって商品化される？」とする記事を掲載した。以下はその概要。

日本の特許庁に相當(dāng)する中國(guó)の「國(guó)家知識(shí)産権局」の商標(biāo)局のウェブサイト「中國(guó)商標(biāo)網(wǎng)」にある「商標(biāo)総合照會(huì)」で「小室圭」と入力すると、「小室圭」が福建省晉江市にある企業(yè)「栄鑫婦幼用品有限公司」によって二つの分野で登録申請(qǐng)されていることが分かる。

うち申請(qǐng)番號(hào)「60595281」の商標(biāo)に対応する國(guó)際分類(lèi)は洗髪沐浴類(lèi)用品および化粧品などの物品で、もう一つの「60575354」の商標(biāo)に対応する國(guó)際分類(lèi)はかゆみ止め抗生物質(zhì)などの薬剤製剤およびペット用おむつなどの物品だ。

「小室圭」商標(biāo)は12月5日時(shí)點(diǎn)で「審査中」となっているので、まだ正式な商標(biāo)ではない。だが、中國(guó)の「商標(biāo)法」の規(guī)定および最高人民法院（最高裁）の司法解釈に照らすと、日本の皇族の名稱(chēng)を商標(biāo)として登録することは違法ではない。つまり、「小室圭」の名を冠したシャンプーやペット用おむつをショッピングセンターなどで目にする日が來(lái)るかもしれない。

中國(guó)では、米プロバスケットボール（NBA）の元スター選手、マイケル?ジョーダン氏が、自身の中國(guó)語(yǔ)名である「喬丹（チャオダン、ジョーダンの音訳）」の商標(biāo)権をめぐる裁判で、中國(guó)のスポーツ用品メーカー「喬丹體育」に逆転勝利したことがあった。

だが「小室圭」の中國(guó)での知名度はジョーダン氏ほど高くなく、申請(qǐng)登録の商標(biāo)分類(lèi)と名稱(chēng)の関連性は高くなく、一般消費(fèi)者に深刻な誤解を與えることはなく、「社會(huì)主義の道徳の風(fēng)潮に有害で、又はその他の悪影響」もなく、「中國(guó)社會(huì)の公共の利益と公共の秩序に消極的で、マイナスの影響を生む可能性」もないことから、審査通過(guò)の可能性は比較的大きい。

しかし、法律の規(guī)定は行為の「ボトムライン」にすぎず、國(guó)際感覚は行為の「高さ」だ。日本の皇族の名稱(chēng)を商標(biāo)登録することは、違法ではなくても、奨勵(lì)すべきものではない。（翻訳?編集/柳川）