2021年12月7日、日本の華字メディア?日本華僑報は、新型コロナ禍の中で日本にいる中國人留學(xué)生が抱えている問題について論じた記事を掲載した。

記事は、「行方が分からなくなっていた筑波大學(xué)に通う34歳の中國人留學(xué)生の女性について、6日に見つかったとの連絡(luò)が同大學(xué)中國學(xué)友會の擔(dān)當(dāng)者からあった」と説明?！概预й櫎筏坷碛嗓摔膜い皮犀F(xiàn)在調(diào)査中とのことだが、近ごろ中國人留學(xué)生が日本での生活で問題に直面しており、特に心理的な問題から理性や冷靜さを失った行動に出て、自身や家族、友人を傷つける事例が多數(shù)発生していることに憂慮を覚える」とした。

その上で、「日本で新型コロナの狀況が好転し、一時期に中國人留學(xué)生を含む外國人留學(xué)生が日本に集中して入ってきたものの、日本の生活や文化に慣れず、日常で発生する狀況に対応できない人が多い」とし、「近年は中國人留學(xué)生の若年化が進んでおり、社會経験が淺いこともあって、日本入國後に心理的な問題から極端な行動に走りやすくなっているようだ」と論じた。

また、「新型コロナの影響により帰國もままならない狀況が続いていることも、中國人留學(xué)生に重い心理的負擔(dān)を與えている」と指摘。「學(xué)生たちは中國にいる家族の狀況を案じるだけでなく、慣れない日本で新型コロナによる各種の生活の変化にも適応しなければならない。しかし、多くの留學(xué)生は日本語が不自由である上、人との接觸が敬遠される中で日本人との交流はおろか中國人留學(xué)生同士の交流も減っているため、孤立狀態(tài)になってしまう。これは特に日本に來たばかりの留學(xué)生には大きな負擔(dān)になる。不眠や情緒不安定といった癥狀が出て、自殺や失蹤という行為にまで及んでしまいさえするのだ」とした。

記事はこのほか、日本の學(xué)校を卒業(yè)した中國人留學(xué)生が日本にとどまらざるを得ないという問題もあるとし、「これも彼らのメンタルを不安定にする要因となっている」と分析。ある留學(xué)生は、航空券の値段が高い上に中國帰國後に受けなければならない隔離措置の費用も加わり、一般家庭では負擔(dān)しきれないほどの金額になると説明した上で「新型コロナのせいでもう日本に3年余りとどまっている。本當(dāng)に中國に帰りたい」と語ったという。（翻訳?編集/川尻）