2021年12月7日、米華字メディアの多維新聞は、ここ10年の中國の製造業(yè)自給率の向上により、韓國との激しい貿(mào)易競爭が起きていると伝えた。

記事は最初に、韓國貿(mào)易協(xié)會の下部組織である國際貿(mào)易通商研究院が7日に発表した「中韓國交正?；?0周年における貿(mào)易構(gòu)造の変化と啓示」という報告書の內(nèi)容を引用し、「長期にわたる工業(yè)政策により、中國は2010年に世界の工場として臺頭し、徐々にハイテク産業(yè)へとモデルチェンジを加速させた」「韓國と中國は輸出品目の類似度指數(shù)（Export Similarity Index）が上昇しており、両國の輸出品目の類似性が高いほど、競爭はより激しくなっている」と指摘した。

記事によると、化學(xué)工業(yè)、自動車、機械など「ミドルテクノロジー」の産業(yè)分野で、韓國と中國の輸出類似度指數(shù)は、21年で0．39を示しており、11年の0．347から0．043ポイントも上昇しているという。また、宇宙工學(xué)、醫(yī)療、コンピュータ、電子通信のような先進技術(shù)産業(yè)の分野における対米國、対ASEAN諸國輸出の中韓両國の類似度は21年で0．427を示しており、11年の0．369から0．058ポイントも上昇しているという。

記事は次に、中韓両國間の貿(mào)易の変化について紹介?；瘜W(xué)工業(yè)、自動車、機械などのミドルテクノロジー分野における韓國の対中輸出額は、11年の313億ドル（約3兆5530億円）から20年は145億ドル（約1兆6460億円）まで減少しており、先進技術(shù)産業(yè)の分野でも52億ドル（約5900億円）減少しているという。

記事は最後に「貿(mào)易競爭の優(yōu)位を示す係數(shù)が示すように、韓國は過去10年間でハイテク産業(yè)における中國への優(yōu)位性を失いつつある」「同時に、韓國の主な製造業(yè)の原材料における対中依存度も日増しに増えている」と論じた。（翻訳?編集/原邦之）