Record China 2021年12月11日(土) 14時(shí)20分
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中國(guó)メディアの新浪科技は9日、ユニクロが中國(guó)で転落している原因について論じる記事を掲載した。
記事は、中國(guó)のアパレル業(yè)界でユニクロは「レジェンド」だと表現(xiàn)。長(zhǎng)きにわたり各種ランキングのトップを占めてきたとたたえた。一方で、「昨年からユニクロは転落を始めており、王者の地位は靜かに揺らぎ始めている」とした。
その上で、過去のダブルイレブン(11月11日の大規(guī)模ECセール)では圧倒的な強(qiáng)さを見せていたものの、2020年からはその優(yōu)位性が打破されたと指摘。同年の紳士服と婦人服の部門では連覇を達(dá)成したものの、下著部門では2016年設(shè)立の中國(guó)國(guó)産ブランドUbrasに逆転を許したとし、「これはユニクロにとって明らかに危険なシグナルだった」とした。
Ubrasは中國(guó)國(guó)內(nèi)でノンワイヤー下著を爆発的にヒットさせたブランド。記事は、ユニクロの地位が真っ先に揺らいでいるのが下著の分野だとし、今年の「618セール」ではユニクロが下著部門で6位に転落したことに言及。「Ubrasはユニクロに的確な打撃を與えることになる」と予想している。
そして、ユニクロの「後退」の背景には國(guó)産ブランドの臺(tái)頭があるとし、Bananain、NEIWAIなどユニクロと毛色が似通った新ブランドがライバルになっていると分析。オンラインでユニクロのシェアを圧迫しているほか、オフラインでも店舗を拡大しているとした。
記事は、ユニクロ商品の「矛盾」が中國(guó)でファン離れを引き起こしているとも指摘する。ユニクロが好まれるのはデザインがシンプルで生地がしっかりしているという理由があるとする一方、ユニクロがここ數(shù)年進(jìn)めてきた「UT」などデザイナーとのコラボ商品は、「コストパフォーマンスが高く、生地がしっかりしている」という従來のイメージと衝突していると説明。消費(fèi)者からは「3カ月も著るとすぐダメになる」といった不満の聲も聞かれるようになったとしている。
また、中國(guó)市場(chǎng)で國(guó)産ブランドの追撃を受ける一方、中國(guó)市場(chǎng)への依存はますます鮮明になっていると指摘。ファーストリテイリンググループの2020年8月期通期決算報(bào)告では、中國(guó)市場(chǎng)(中國(guó)、臺(tái)灣、香港)の売上収益が4559億円で海外市場(chǎng)全體の54%に上ったとした。
記事は、新疆綿の騒動(dòng)で一部の「ファン」から見放されたほか、今年はKAWSとのコラボTシャツも批判の憂き目にあったと説明。今年8月、大阪市心斎橋にあるグローバル旗艦店を閉店するなど苦境が続いており、20年8月期の純利益は44.4%減の903億円、売上収益は同12.3%減の2兆100億円で、「ファーストリテイリングの通期業(yè)績(jī)が減少するのは2017年以來のこと」とした。
そして、「ユニクロは確かに一定期間、外資系ブランドとしての恩恵にあずかってきたが、新たな消費(fèi)スタイルや國(guó)潮(國(guó)産品ブーム)が臺(tái)頭する中で、今後どれだけ利益を獲得し続けられるだろうか」と結(jié)んだ。(翻訳?編集/北田)
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