8日、2021年の映畫興行収入額で中國が世界トップに立ち、全國のスクリーン數(shù)も8萬1317件と世界第1位に。過去5年間の観客數(shù)は80億人を突破したと報じられている。

國家電影局、中國電影蕓術(shù)研究センターが公開したデータを8日、中國共産黨機(jī)関誌?人民日報が報道した。2021年の興行収入額とスクリーン數(shù)で中國が世界トップに立ち、さらに過去5年間に制作された中國映畫は約4000作品に。同じく過去5年間、映畫館に足を運(yùn)んだ観客數(shù)は年間平均16億人としている。なお、2021年の映畫興行収入は今年10月10日に400億元（約7100億円）を突破、現(xiàn)時點(diǎn)では一部メディアが累計で約620億元（約1兆1018億円）と報じている。

現(xiàn)在公開中の中國映畫「長津湖」は、興行収入が57億4700萬元（約1021億円）を突破しており、今年の世界最高のヒット作となったほか、2017年の「戦狼/ウルフ?オブ?ウォー」を抜き、中國映畫市場の歴代ランキングでトップに立った。また、今年初めには「こんにちは、私のお母さん」（你好，李煥英）が54億元（約960億円）のメガヒットを記録。人気シリーズ最新作の「唐人街探偵 東京MISSION」も45億2400萬元（約805億円）を記録し、今年は人気作品が続々と誕生した。

2021年の映畫興行ランキングは中國映畫が上位を獨(dú)占し、現(xiàn)時點(diǎn)でトップ10入りしている外國映畫は「ワイルド?スピード/ジェットブレイク」と「ゴジラVSコング」の2作品のみ。かつてはハリウッド映畫が席巻していた中國映畫市場だが、逆転の兆しが見え始めたのは2015年からで、この年は中國映畫「モンスター?ハント」が24億元（約430億円）を超えるヒットを記録。2016年からは「人魚姫」「戦狼/ウルフ?オブ?ウォー」「オペレーション：レッド?シー」「ナタ～魔童降臨～」「エイト?ハンドレッドー戦場の英雄たちー」と毎年、メガヒットを記録する國産映畫が誕生している。（Mathilda）