2021年12月12日、中國メディア?極目新聞は、米國中部で発生した大規(guī)模な竜巻を現(xiàn)地で経験した中國人留學(xué)生の話を紹介する記事を掲載した。

記事は、米國中部6州で10日に少なくとも30件の竜巻が発生し、100人を超える市民が犠牲になったと紹介。中でも被害が最も大きかったケンタッキー州に住んでいる中國人留學(xué)生に當(dāng)時の様子について話を聞いたとした。

この留學(xué)生は3カ月前、學(xué)校の交流プログラムによって北京から同州にあるレキシントン大學(xué)に留學(xué)し、機械工學(xué)を?qū)Wんでいるという。留學(xué)生によれば、10日午前4時ごろに突然外から大きな雷鳴が聞こえ、直後にガラス窓が揺れ動くほどの大きな風(fēng)が吹いたとのこと?！袱饯螖?shù)時間前に攜帯電話で竜巻に関する警戒情報を受信していたので、これは竜巻が來ると思った」と留學(xué)生は語っている。

雷鳴と暴風(fēng)、豪雨は11日晝に竜巻がこの地區(qū)を通過するまで続き、その後徐々に収まったとのことで「米國に來るまで竜巻なんて聞いたこともなかった。ものすごく怖くて、眠れなかった」と當(dāng)時を振り返った。

竜巻が収まって留學(xué)生が外に出てみると、路上では小さな木が吹き倒されているのが見えた。その後、レキシントン市は竜巻がかすめただけで済んだと知り「非常にラッキーだった」と思ったという。

留學(xué)生は今回の経験から、米國人が竜巻に対して豊富な経験に基づく多くの対策を行っていることが分かったとし、リアルタイムの警報システムや、各家庭に竜巻発生時に避難するための地下室が有ることなどを例に挙げた。また「米國人は普段から避難訓(xùn)練をやっているのだろう。今回のような災(zāi)害への反応がわれわれ中國人よりもスピーディーだった」と語っている。（翻訳?編集/川尻）