2021年12月13日、観察者網(wǎng)は、香港の小學(xué)校で「南京大虐殺」の映像を見た児童が泣き出し、保護(hù)者からクレームが出たと報(bào)じた。

記事は、香港特別行政區(qū)政府教育局が11月22日、區(qū)內(nèi)の學(xué)校に対して12月13日の「南京大虐殺被害者國家公祭日」に関連し、國歌斉唱や黙とう、関連映像の放送などの関連活動を?qū)g施して、児童や生徒の「南京大虐殺」に対する全面的な認(rèn)識、國民意識、民族や國に対する責(zé)任感を培うよう提唱したと紹介。同局から提供された関連教材の一つである約5分間の映像には、「舊日本軍が子どもや高齢者を強(qiáng)制的に連行したり、平民を濠の中に落としたうえで銃殺したり、南京市街を焼き払ったりする様子」が約45秒間含まれていたと伝えた。

そして、屯門にある小學(xué)校で9日に道徳の授業(yè)としてこの動畫を1年生の児童に見せたところ、一部の児童が恐怖のあまり泣き出し、その後保護(hù)者から「映像は小學(xué)生、中學(xué)生には不適切」「帰宅した子どもがずっと塞ぎ込んでいる。教育局は學(xué)校向けの映像や教材を見直すべき」とのクレームが出たと紹介した。

その上で、この小學(xué)校では13日の追悼活動終了後に児童のメンタルケアを行う機(jī)會を設(shè)けることを発表するとともに、保護(hù)者に対して子どもの様子に留意し、必要があれば學(xué)校がっ実施するメンタルケアを受けるよう呼び掛けたとしている。

また、教育局も12日にこの件について反応し、「全ての學(xué)校、全ての學(xué)年、クラスに対しておしなべて映像を流すよう規(guī)定したわけではない。學(xué)校には実際の狀況、子どもの年齢や心理発達(dá)レベルを判斷した上で、関連教材を柔軟に取り入れてもらいたい」とコメントするとともに、「抗日の歴史を?qū)Wぶのはカリキュラムの一環(huán)であり、その目的は戦爭の苦難、大虐殺という國難、世界が日本軍の侵略を非難していること、軍民が一丸となって日本に抗ったこと、そして平和を大切にすることを子どもたちに認(rèn)識させることである。歴史は歴史であり、回避はできない。局としても學(xué)校で使用するための適切な教材を増やし、改善していく」と述べたことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）