Record China 2021年12月14日(火) 16時50分
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中國で南京事件の國家追悼日に當(dāng)たる13日、人民日報(bào)、環(huán)球時報(bào)、観察者網(wǎng)など複數(shù)の中國メディアは、明治學(xué)院大學(xué)國際平和研究所研究員の石田隆至氏の動畫を掲載した。
中國で南京事件の國家追悼日に當(dāng)たる13日、人民日報(bào)、環(huán)球時報(bào)、観察者網(wǎng)など複數(shù)の中國メディアは、明治學(xué)院大學(xué)國際平和研究所研究員の石田隆至氏の動畫を中國版ツイッター?微博(ウェイボー)に掲載した。
石田氏は動畫の冒頭、「皆さんこんにちは。石田隆至です」と中國語であいさつ。以降は日本語で、同日が南京事件が始まった日から84年目に當(dāng)たることに觸れた上で、「殘虐で非人間的な日本の侵略戦爭の被害者を心から追悼したい」と表明した。
その上で、「日本社會で侵略戦爭を否認(rèn)、あるいは美化する動きが活発化し始めたのは1990年代からで、もう30年近くの時間がたった」と説明?!缸罱扦?、歴史の修正は虐殺や性奴隷問題といった戦時中の出來事にとどまらず、東京裁判や日中國交正?;坞Hの取り決めなど、戦後の出來事にまで及ぶようになっている」とし、安倍晉三氏が先日、「臺灣有事は日本有事」と発言したことを挙げて「その最たるものだ」と指摘した。
石田氏は1972年の日中共同聲明の中で「一つの中國」という認(rèn)識を日中雙方が確認(rèn)しているとした上で、「內(nèi)閣官房長官さえ、この安倍発言を否定することはなかった。日本政府が火消しをしなかったことは、政府の本音を代弁するものだったことを感じさせる」とし、「安倍発言は日中共同聲明に盛り込まれた戦爭の反省を全面的に覆し、他國の主権を脅かそうとするもの」と批判した。
また、7日に99人の國會議員が靖國神社を參拝したことについて、「A級戦犯が合祀されている同神社をこのように扱うのは、東京裁判の結(jié)果を否定し、侵略戦爭を美化しようとするものだ」と指摘。ウイグルなどの中國の人権問題についても「西側(cè)諸國が歴史ではなく現(xiàn)在を修正している」とし、「そのような事実は存在しないといくら根拠を挙げて主張しても繰り返し持ち出してくるのは岸田政権も同じ」と批判した。
そして、「歴史の事実に対してこのようなまやかしの姿勢を取っている限り、南京大虐殺は過去の出來事ではなく、平和に対する現(xiàn)在の脅威であり続ける」と主張した。
中國のネットユーザーからは、「この真の日本人に感謝する」「數(shù)少ない頭がはっきりしている日本人だ」「素晴らしい。彼が日本で無事であることを祈る」と同氏を稱賛する聲の他、「殘念ながらこういう學(xué)者は日本では極めて少數(shù)派」「真相を明らかにすることは本來正常なことのはずなのに、歴史歪曲者の下では非難される危険な行為になる」「なぜわれわれの周囲は歴史を改ざんする國ばかりなのか」などと嘆く聲が上がっている。(翻訳?編集/北田)
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