中國(guó)で南京事件の國(guó)家追悼日に當(dāng)たる13日、人民日?qǐng)?bào)、環(huán)球時(shí)報(bào)、観察者網(wǎng)など複數(shù)の中國(guó)メディアは、明治學(xué)院大學(xué)國(guó)際平和研究所研究員の石田隆至氏の動(dòng)畫(huà)を中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）に掲載した。

石田氏は動(dòng)畫(huà)の冒頭、「皆さんこんにちは。石田隆至です」と中國(guó)語(yǔ)であいさつ。以降は日本語(yǔ)で、同日が南京事件が始まった日から84年目に當(dāng)たることに觸れた上で、「殘虐で非人間的な日本の侵略戦爭(zhēng)の被害者を心から追悼したい」と表明した。

その上で、「日本社會(huì)で侵略戦爭(zhēng)を否認(rèn)、あるいは美化する動(dòng)きが活発化し始めたのは1990年代からで、もう30年近くの時(shí)間がたった」と説明。「最近では、歴史の修正は虐殺や性奴隷問(wèn)題といった戦時(shí)中の出來(lái)事にとどまらず、東京裁判や日中國(guó)交正?；坞Hの取り決めなど、戦後の出來(lái)事にまで及ぶようになっている」とし、安倍晉三氏が先日、「臺(tái)灣有事は日本有事」と発言したことを挙げて「その最たるものだ」と指摘した。

石田氏は1972年の日中共同聲明の中で「一つの中國(guó)」という認(rèn)識(shí)を日中雙方が確認(rèn)しているとした上で、「內(nèi)閣官房長(zhǎng)官さえ、この安倍発言を否定することはなかった。日本政府が火消しをしなかったことは、政府の本音を代弁するものだったことを感じさせる」とし、「安倍発言は日中共同聲明に盛り込まれた戦爭(zhēng)の反省を全面的に覆し、他國(guó)の主権を脅かそうとするもの」と批判した。

また、7日に99人の國(guó)會(huì)議員が靖國(guó)神社を參拝したことについて、「A級(jí)戦犯が合祀されている同神社をこのように扱うのは、東京裁判の結(jié)果を否定し、侵略戦爭(zhēng)を美化しようとするものだ」と指摘。ウイグルなどの中國(guó)の人権問(wèn)題についても「西側(cè)諸國(guó)が歴史ではなく現(xiàn)在を修正している」とし、「そのような事実は存在しないといくら根拠を挙げて主張しても繰り返し持ち出してくるのは岸田政権も同じ」と批判した。

そして、「歴史の事実に対してこのようなまやかしの姿勢(shì)を取っている限り、南京大虐殺は過(guò)去の出來(lái)事ではなく、平和に対する現(xiàn)在の脅威であり続ける」と主張した。

中國(guó)のネットユーザーからは、「この真の日本人に感謝する」「數(shù)少ない頭がはっきりしている日本人だ」「素晴らしい。彼が日本で無(wú)事であることを祈る」と同氏を稱賛する聲の他、「殘念ながらこういう學(xué)者は日本では極めて少數(shù)派」「真相を明らかにすることは本來(lái)正常なことのはずなのに、歴史歪曲者の下では非難される危険な行為になる」「なぜわれわれの周?chē)欷蠚s史を改ざんする國(guó)ばかりなのか」などと嘆く聲が上がっている。（翻訳?編集/北田）