2021年12月15日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は、米メディアが「中國(guó)政府が中國(guó)在住の外國(guó)人YouTuberを利用して大々的なプロパガンダを展開している」と報(bào)じたことを批判した。

記事は、米紙ニューヨーク?タイムズが13日に「中國(guó)政府はどうやって外國(guó)人のインフルエンサーに影響を與えているか」と題し、中國(guó)政府によるプロパガンダ攻勢(shì)の秘密を暴くとする文章を掲載したと紹介。「文章の中で、中國(guó)在住の外國(guó)人動(dòng)畫制作者數(shù)人について『中國(guó)政府の資金援助を得て政治的プロパガンダを行っている』と侮辱した」と伝えるとともに、同紙がさらに注目を集めるために文章の內(nèi)容を動(dòng)畫化までして報(bào)じていると指摘した。

そして、紹介された外國(guó)人YouTuberたち自身が「動(dòng)畫の內(nèi)容は自分で決めたものであり、中國(guó)共産黨が決めたものではない」と主張しているにもかかわらず、文章はなおも「彼らがたとえ自分をプロパガンダの道具として認(rèn)識(shí)していなかったとしても、中國(guó)政府は彼らを利用している」とし、中國(guó)の外交官や政府関係者が記者會(huì)見(jiàn)やSNSなどで外國(guó)人YouTuberの動(dòng)畫を紹介し、宣伝していると論じたことを紹介している。

その上で、同紙が一つの事例として、イスラエル出身の中國(guó)在住YouTuberラズ?ガル?オル（中國(guó)名?高佑思）さんが公開した新疆ウイグル自治區(qū)に関連する動(dòng)畫が、公開から數(shù)日でイタリア語(yǔ)の字幕が付されるとともに、駐イタリア中國(guó)大使館のFacebookアカウントによって転載され、さらにその後數(shù)週間で少なくとも35の中國(guó)大使館のFacebookまたはTwitterアカウントによってシェアされたことを挙げたと伝えた。

観察者網(wǎng)の記事は「実際、外國(guó)人YouTuberがこのような攻撃を受けるのは今回が初めてではない」とし、英國(guó)メディアのBBCやタイムズなども過(guò)去に同様の文章を発表し、一部の英國(guó)人YouTuberが中國(guó)政府からの資金援助を得て政治的プロパガンダに加擔(dān)していると非難したことを紹介している。（翻訳?編集/川尻）