中國(guó)の大學(xué)で「南京大虐殺の犠牲者が30萬人というデータはない」と発言した女性教師が告発を受けた。米華字メディア?多維新聞が16日付で伝えた。

上海震旦職業(yè)學(xué)院は15日、同校の東方電影學(xué)院の女性教師が授業(yè)中に「過剰な宣伝」や「不適切な発言」を行っていたことがネットユーザーからの報(bào)告で分かったと説明。調(diào)査した上で厳正に対処すると表明した。

女性教師は14日の授業(yè)で「南京大虐殺（犠牲者）30萬人というのは、実際のデータの裏付けはない。民間で言われているだけ」「當(dāng)時(shí)の日本軍が南京でどれだけの人を殺したのか。死んだのは誰か。名前があるのは誰か。姓も名前も身分証もないなら、この30萬は中國(guó)の歴史小説で書かれた概説に過ぎない」などと述べていた。

ネットユーザーは「このことが學(xué)術(shù)の名のもとに見過ごされないことを希望する。この教師は戦時(shí)中の30萬人の実名リストを要求している。愚かではなくあくどい。さらに、（被害者である）私たちになぜ戦爭(zhēng)があるかを反省させ、侵略された側(cè)になぜ侵略されたかを反省させている」とつづっている。

本件について、中國(guó)共産黨機(jī)関紙「人民日?qǐng)?bào)」傘下の人民網(wǎng)強(qiáng)國(guó)論壇は「中國(guó)を侵略した日本軍が南京の30萬の同胞を慘殺した事件の証拠は山のようにある。良識(shí)あるすべての中國(guó)人は歴史を胸に刻み、真相を守らなければならない」としている。（翻訳?編集/北田）