米華字メディア?多維新聞は16日、中國の輸出減により豪州が尿素不足に陥っていると伝えた。

尿素水はディーゼル車の排気ガスを環(huán)境基準(zhǔn)に適合するまで浄化するために必要であり、不足すると多くのディーゼル車が使えなくなる。中國からの輸入が止められた韓國が苦境にあえいでいると報(bào)じられ話題になった。

記事によると、土地が広く人口が少ない豪州では多くの商品を道路輸送しており、ディーゼルトラックは同國の「命脈」と呼ばれる。豪運(yùn)輸協(xié)會(huì)の関係者は「尿素水やそれを作る化學(xué)品の多くは中國から輸入されているが、中國からの供給はすでに枯渇している。豪州では深刻に不足している」と語ったという。

現(xiàn)地メディアによると、今年初めの段階で豪州は尿素の8割以上を中國からの輸入に依存していた。豪州の尿素水最大手メーカー?AUSblueの親會(huì)社、DGLグループのサイモン?ヘンリーCEOは、尿素水の安定供給を確保するため、複數(shù)のチャーター機(jī)を手配し、世界中から緊急調(diào)達(dá)を試みていると明かした。

豪州のティーハン貿(mào)易相は13日、同國にはまだおよそ7週間分の供給量があるとした上で、インドネシア、サウジアラビア、アラブ首長國連邦（UAE）、カタール、日本などと交渉を進(jìn)めていることを明らかにした。（翻訳?編集/北田）