2021年12月17日、韓國?國民日報(bào)によると、2008年に當(dāng)時(shí)8歳の女児に性的暴行を加え重傷を負(fù)わせた罪で12年間服役し、昨年12月に出所したチョ?ドゥスン元受刑者が20代の男から鈍器で襲撃される事件が起きた。

記事によると、男は16日午後8時(shí)50分ごろ、京畿道安山市にあるチョさんの自宅に警察署員を名乗って侵入し、チョさんの頭を鈍器で毆った。男はチョさんの妻から通報(bào)を受け駆けつけた警察官に逮捕された。チョさんは病院に搬送されたが、軽傷で命に別狀はないという。

チョさんは出所後、保護(hù)観察官の指導(dǎo)を受け、24時(shí)間追跡できるGPSを裝著している。また自宅前には防犯警戒所も設(shè)置されているという。

男は昨年2月にも、襲撃する目的でチョさんの自宅を訪れ、住居侵入の疑いで立件されていた。當(dāng)時(shí)の取り調(diào)べでは「生きる意味がない。チョ?ドゥスンに報(bào)復(fù)すれば人生に価値を見出せる」と供述していたという。

今回の事件に対し、韓國のネットユーザーからは「彼は英雄だ。賞を與えるべき」「彼をすぐに釈放してあげて」「すごい勇気のいること。拍手を贈りたい」と肯定的な反応が寄せられている。

また「そもそも兇悪犯を出所させたことが間違い」「米國で児童性的暴行犯は刑務(wù)所の中で生涯を終える」「警察がチョ?ドゥスンを守るのと同じくらい必死に一般人を守ってくれたら、事前に防げた犯罪がたくさんあっただろう」「韓國はおかしい。性犯罪者は手厚い保護(hù)を受けられるのに、ストーカー被害者は數(shù)年かけて警察に保護(hù)要請しても結(jié)局は殺されてしまう」など警察や裁判所の対応に不満を示す聲も數(shù)多く上がっている。

一方で「私的制裁は法治主義の根幹を揺るがす行為」「どんな理由があれ暴力は正當(dāng)化できない」「これを被害者は望んでいるだろうか」など否定的な聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）