人民網日本語版 2021年12月18日(土) 20時30分
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有人宇宙船「神舟13號」の船外活動では、新しい船外服が初公開され、広く注目を集めた。
このほど有人宇宙船「神舟13號」の宇宙飛行士の翟志剛氏と王亜平氏が中國の次世代「飛天」船外宇宙服を著用し、「天和」のコアモジュールとノードモジュールから船外に出た。この船外活動では、王氏の著用した新しい船外服が初公開され、広く注目を集めた。人民日報が伝えた。
船外活動は宇宙飛行士の宇宙活動に必需の「技能」だ。宇宙ステーションのメンテナンスとアップデートには船外活動が不可欠だ。重さ100キログラム以上にも上る船外服は宇宙飛行士の船外活動の「鎧」で、宇宙飛行士の命の安全を最大限に保証し、船外活動を順調に遂行するようにしてくれる。
宇宙環(huán)境は複雑だ。真空、高溫?低溫、太陽放射、微小流星物體などの過酷な環(huán)境により、宇宙飛行士は常に大きなリスクに直面する。船外活動は高度300~450キロメートルの軌道の宇宙環(huán)境に直面する。ここは90分を周期に気溫が±120℃ほどの冷熱の交互変化、さらにスペースデブリや宇宙放射線がある。宇宙飛行士がこのような環(huán)境でも正常な生命活動と船外活動を維持できるようにするため、船外服は宇宙飛行士に安全で効果的な環(huán)境防護、密閉された空間の環(huán)境コントロール、生命の維持を提供する必要があり、「人型の宇宙船」に相當する。宇宙空間の過酷な環(huán)境に耐えるだけでなく、宇宙飛行士が船外で柔軟に活動できるようにする必要があり、船外服の材料と製法に想像を超える高い要求を突きつけている。
翟氏は2008年9月27日に中國が獨自に開発した「飛天」船外服を著用し、初の船外活動任務を行った。これは中國が獨自に船外活動技術を確立した3番目の國になったことを示している。中國の宇宙ステーション建設段階では、宇宙ステーション任務の船外活動の需要に焦點を當て、第2世代「飛天」船外服は過去の開発を踏まえた上で重要な改良を行い、構造設計を変更し、使用壽命を延ばした。使用時間がより長く、安全性?信頼性と機動性?柔軟性がより高く、テスト性?メンテナンス性がより優(yōu)れるといった特徴がある。強化が続く船外宇宙服の開発能力は、中國宇宙事業(yè)の堅実な前進を示している。
黃金よりも貴重な船外宇宙服は、宇宙飛行士の命の安全を保証する。製法は複雑かつ精密で、製造?研究開発では磨きに磨きをかけている。宇宙服は中國の國內でも國外でも手作業(yè)が不可欠だ。船內宇宙服の上肢制限層だけでも130時間以上、下肢制限層は260時間以上かかる。さらに1著の船外宇宙服に仕上げるためには4カ月近くかかる??p製中の寸法公差は1ミリメートル內に抑えなければならない。1粒のちりだけでも大きな災いにつながりかねない。これは研究?製造者の技術と忍耐力にとって極めて厳しい試練となる。こうした苦労に耐え、研究開発に取り組み、戦うことに長けている研究開発チームがあるから、中國の船外服はブレイクスルーと高度化を続け、宇宙飛行士の命の安全を守り、宇宙の旅へと送り出すことができるのだ。
「嫦娥」による月探査から「祝融」による火星探査に至り、中國人が初めて自國の宇宙ステーションに入ってから「羲和號」による太陽探査のゼロからのスタートへとますますしっかりますます遠くへと向かう歩みは、中國の宇宙テクノロジーの発展と進歩を記録している。未來に向かい、中國人による宇宙探査の歩みはより大きく、より遠くへと前進することを信じている。(提供/人民網日本語版?編集/YF)
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