2021年12月17日、韓國(guó)?文化日?qǐng)?bào)は「來年3月に行われる韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)選挙は、前代未聞の『R?N?A選挙』となっている」と伝えた。「R?N?A」は「Risk（リスク）?Negative（ネガティブ）?Apology（アポロジー＝謝罪）」の頭文字を取ったもの。

記事によると、與黨「共に民主黨」公認(rèn)候補(bǔ)の李在明（イ?ジェミョン）氏、最大野黨「國(guó)民の力」公認(rèn)候補(bǔ)の尹錫悅（ユン?ソクヨル）氏の選挙対策委員會(huì)はそれぞれ、家族に浮上した疑惑についての対応に苦心しているという。

尹氏の妻は大學(xué)の教員採(cǎi)用試験に応募した際に経歴を詐稱していたとの疑惑があり、「國(guó)民の力」選挙対策委のキム?ジョンイン総括選挙対策委員長(zhǎng)は、「（尹氏の謝罪は）早ければ早いほどいい」と発言している。一方、李氏は息子が違法賭博を常習(xí)的に行っていたことが発覚しており、「共に民主黨」選挙対策委オンライン疎通団長(zhǎng)のキム?ナムグク氏がラジオ番組の中で「（李候補(bǔ)は息子の疑惑について）最後まで責(zé)任を盡くす考えだと承知している」と述べたという。

また記事によると、両候補(bǔ)とも「家族リスク」が高まった狀況で、自身も不正疑惑の捜査線上に浮上しており、これまで以上に非好感度が高まっている。SBSとネクストリサーチが14～15日に実施した大統(tǒng)領(lǐng)選挙公認(rèn)候補(bǔ)の非好感度調(diào)査で、李氏は57．3％、尹氏は61．0％を獲得。どちらも非好感度が好感度を大幅に上回る結(jié)果となっている。

政治コンサルタントは、有権者が「もう1人のほうが嫌いだから、こっちに投票する」のではなく、「いい候補(bǔ)者だから選択する」という認(rèn)識(shí)を持てるような選挙キャンペーンへの転換が必要だと指摘している。

この記事に、韓國(guó)のネットユーザーからは「どっちも脫落させてほしい。こんなみっともない大統(tǒng)領(lǐng)選挙は國(guó)際的な恥だ」「2人とも候補(bǔ)を辭退して別の人を出すべきでは」「どうしてこんな2人が公認(rèn)候補(bǔ)に決まったのか（涙）」「こんな2人を公認(rèn)候補(bǔ)に選び、選択を強(qiáng)要する両黨が憎い。政治家はたくさんいるのに、本當(dāng)にこの人たちが最善だと思っているのか？」「悪いやつと、悪くて頭の足りないやつの対決だな」「いいと思う候補(bǔ)者じゃなく、同じ悪い候補(bǔ)者でもまだマシなほうに入れるしかないなんて。どっちを選んでも悪手じゃないか。韓國(guó)の未來が心配だ」「何だかもう、うんざりするね」「どうせどっちも悪い候補(bǔ)者なら、それでも政治の実力があるほうに投票しないと」など、怒りと嘆きの聲が殺到している。（翻訳?編集/麻江）