今月1日に配信をスタートした中國(guó)ドラマ「風(fēng)起洛陽」に盜作疑惑が持ち上がり、同作の制作會(huì)社が謝罪した。しかし、盜作された側(cè)の作品の制作會(huì)社は「謝罪に誠意が感じられない」と指摘している。

動(dòng)畫配信大手?愛奇蕓（アイチーイー/ iQiyi）で配信中の「風(fēng)起洛陽」は、ワン?イーボー（王一博）、ホアン?シュエン（黃軒）、ビクトリア（宋茜/ソン?チエン）が主演する話題の作品。しかし、先日、2020年の3DCGアニメ映畫「凡人修仙伝」とアクションシーンが酷似しているとの指摘があり、「凡人修仙伝」のアクション監(jiān)督を務(wù)めた穆寧（ムー?ニン）氏も「確かに盜作だ」と賛同した。

20日、「凡人修仙伝」の制作會(huì)社である萬維貓動(dòng)畫が聲明を発表し、「風(fēng)起洛陽」の盜作を非難した。聲明では「盜用されたシーンはわずか3分ほどだが、デザインやリハーサルに長(zhǎng)い時(shí)間をかけた。この間、武術(shù)スタッフが骨折するなどのけがを負(fù)うこともあった。こうしたことを経て、素晴らしいアクションシーンが完成したのだ」と主張?！副I作が発覚してから1週間が経過しても、彼らからまだ一切の謝罪と説明もない」と苦言を呈した。

一方で、「この件は俳優(yōu)自身には関係ないこと。実際には彼らも間接的な被害者だ。俳優(yōu)のファンの皆さんも、俳優(yōu)が他人の作品を盜用した?jī)?nèi)容を演じるのを見たくはないでしょう」と「風(fēng)起洛陽」の出演俳優(yōu)らを気遣った。

これを受け、「風(fēng)起洛陽」の制作會(huì)社の留白影視は同日夜に聲明を発表?！弗ⅴ伐绁螗珐`ンの撮影前に武術(shù)チームが映像を提供し、その內(nèi)容が制作チームの希望するものと合致した。そのため、制作チームは武術(shù)チームをプロとして信頼し、その映像を基に撮影を行った」と説明し、「問題のシーンは削除し、今後は創(chuàng)作の一つ一つの部分についてより真剣かつ厳粛に対応し、同様の論爭(zhēng)が起こらぬよう努めます。関係者の皆さま、視聴者の皆さまにおわび申し上げます」と謝罪した。

しかし萬維貓動(dòng)畫は、「凡人修仙伝」の作品名に言及せず、武術(shù)チームに責(zé)任を丸投げしたとして「『風(fēng)起洛陽』側(cè)の謝罪には全く誠意がない」と不満を表明。それでも、「少なくとも自らの過ちは認(rèn)めた。これが今回の件についての唯一の正義だろう」と一定の納得は示した。（翻訳?編集/北田）