石垣市議會が日本政府に改めて尖閣諸島への上陸許可を求めたことについて、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は21日付で「また挑発！」と批判的に伝えた。

記事は、沖縄県石垣市が今年8月、「沖縄県石垣市字登野城（とのしろ）尖閣二三九二番地」などと書かれた標(biāo)柱を設(shè)置するため日本政府に釣魚島（日本名：尖閣諸島）への上陸許可を求めたが、（當(dāng)時(shí)の）菅義偉內(nèi)閣が9月に政府関係者以外は上陸を認(rèn)めないとの立場からこれを拒否したと説明した。

その上で、八重山日報(bào)の報(bào)道を引用し、石垣市議會が今月20日に岸田文雄首相や松野博一內(nèi)閣官房長官、林芳正外務(wù)大臣らに宛てた「尖閣諸島に新字名標(biāo)柱の設(shè)置を求める意見書」を賛成多數(shù)で可決し、改めて尖閣上陸を求めたことを指摘。野黨議員からは「外交問題に発展しかねず、慎重な検討が必要」「あえて波風(fēng)を立てる必要はない。政府の対応を靜観すべき」との聲が出ていると伝えた。

記事は、「石垣市議會の行動は明らかに理不盡な挑発だ」と非難。中國外交部がこれまでに繰り返し「釣魚島およびその付屬の島しょは古來より中國固有の領(lǐng)土であり、中國がその主権を有することを示すのに十分な歴史的、法的根拠がある。日本の行動は釣魚島が中國に屬するという客観的事実を少しも変えることはできず、領(lǐng)土主権を守る中國の決意は揺るがない」と主張していることを改めて紹介した。（翻訳?編集/北田）