2021年の中國(guó)ドラマの中から、ドラマ?映畫の情報(bào)サイト最大手?豆瓣（douban）でのユーザー評(píng)価點(diǎn)が低かった作品を集めた「爛劇（駄作）ランキング」を、ニュースサイトの騰訊が報(bào)じている。

ユーザーレビューがついた作品の中では最も低評(píng)価で、今年の“トップ爛劇”となったのが、人気シリーズ「盜墓筆記」最新作の「雲(yún)頂天宮」。10點(diǎn)中わずか2．5點(diǎn)で、1つ星評(píng)価が82％というさんざんな結(jié)果だった。同シリーズは同名の人気探検小説を映像化したものだが、原作のイメージを徹底的に破壊したと酷評(píng)を浴びた。

2位は時(shí)代劇ドラマ「當(dāng)家主母」で2．8點(diǎn)だった。清朝の貴族の家を舞臺(tái)に女の戦いを描き、ジアン?チンチン（蔣勤勤）ら人気女優(yōu)が出演しているが、撮影現(xiàn)場(chǎng)で出演者の貓を殺したのではないかという疑惑が持ち上がり、ネットでボイコットが叫ばれたのが不人気の理由となっている。

3位はシュー?カイ（許凱）とチェン?シャオ（程瀟）が主演した「你微笑時(shí)很美」で3．0點(diǎn)だった。人気のeスポーツの世界を描く作品だが、戀人のために試合を放棄するといった描寫が、「選手の競(jìng)技精神を汚した」とeスポーツファンから批判の聲も噴出した。

4位はケニー?リン（林更新）とウー?ジンイエン（呉謹(jǐn)言）が主演した現(xiàn)代ドラマ「我的砍價(jià)女王」で同じく3．0點(diǎn)だが、1つ星評(píng)価が67．4％と3位をやや下回った。時(shí)代劇ドラマで人気の主演2人に注目が集まったが、事前に報(bào)じられた畫期的な內(nèi)容とは違い、ただの戀愛ドラマだったことに落膽の聲が上がっている。

5位は武俠時(shí)代劇ドラマの「天龍八部」で3．4點(diǎn)。「天龍八部」は繰り返し映像化されてきた人気武俠作品だが、今年のリメイクドラマのなかでも最低レベルのクオリティーだったと酷評(píng)を集めている。

6位以下にはファンタジー時(shí)代劇の「遇龍」（3．5點(diǎn)）をはじめ、「嘉南伝」（3．7點(diǎn)）、「國(guó)子監(jiān)來(lái)了個(gè)女弟子」（3．9點(diǎn)）、「君九齢」（4．2點(diǎn)）、「愛上特種兵」（同4．2點(diǎn)）が続いている。（Mathilda）