2014年5月24日、英紙フィナンシャル?タイムズは、中國が近い將來、米國を抜いて世界最大の経済體となり、中國が世界のリーダーとなる時代も遠くないとの見方も出ているが、米國の臺頭の歴史から考えると、経済力だけでは世界をけん引する権力を獲得することはできないと報じた。26日付で環(huán)球時報が伝えた。

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中國と米國の臺頭の過程には違いがある。米國の臺頭には第1次世界大戦による歐州の軍事力の低下が背景にあり、これにより米國は工業(yè)と金融において力を発揮する絶好の機會を得た。しかし、中國はこのような機會に恵まれなかった。金融力や経済力を比べても、中國は20世紀(jì)初頭の米國に劣っている。主要國も焦って中國と同盟を結(jié)んでいるわけではない。

中國の復(fù)興は間違いなく21世紀(jì)初頭における決定的事件だ。しかし、米國における権力の歩みを見ると、経済や政治と戦略の実力の間には複雑な関係が存在している。しかも、米國が臺頭する過程における2度の世界大戦という唯一無二の狀況が現(xiàn)代で再度起こることはあり得ない。経済の歴史を見ると、19世紀(jì)の英國から20世紀(jì)の米國、そして21世紀(jì)の中國は1本の線でつながっているのかもしれないが、複雑な地政がさらに太い縄のように存在しているのだ。（翻訳?編集/藤）