2021年に臺灣で公開された映畫作品の興行収入ランキングでは、主演カップルの結(jié)婚でも注目を浴びた臺灣映畫「君が最後の初戀」（當(dāng)男人戀愛時）が第1位となった。

このほど臺灣メディアが、21年の映畫興行収入ランキングのトップ10を発表。俳優(yōu)ロイ?チウ（邱澤）と女優(yōu)ティファニー?シュー（許瑋甯）が共演した「君が最後の初戀」が、4億500萬臺灣ドル（約16億7000萬円）でトップに立った。

負(fù)債取り立てを生業(yè)とするチンピラと、病気の父親の世話をして負(fù)債を抱える女性の、一目惚れで始まった戀と誤解からのすれ違い、胸を締め付けられるような結(jié)末を描く作品。この“臺灣式ロマンス”は今月、ロイ?チウとティファニー?シューの結(jié)婚発表でハッピーエンドを迎え、まさに今年を代表する作品に。臺灣の映畫市場では歴代35位、臺灣映畫としては歴代6位のヒットを記録している。

2位は「ゴジラvsコング」、3位は「エターナルズ」と米映畫が続き、4位の「スパイダーマン：ノー?ウェイ?ホーム」は公開中の最新作ながら上位に食い込んだ。臺灣では今月15日に封切られ、わずか5日で2億臺灣ドル（約8億2500萬円）を突破している。

5位は今年夏に公開されたギデンズ?コー（九把刀）監(jiān)督のファンタジーラブロマンス「月老」で、俳優(yōu)コー?チェントン（柯震東）、女優(yōu)ビビアン?ソン（宋蕓樺）が主演。興行収入は2億臺灣ドルだった。

6位は同じく臺灣映畫で、シリーズ3作目となる「角頭?浪流連」。俳優(yōu)ジェン?レンシュオ（鄭人碩）、女優(yōu)シエ?シンイン（謝欣穎）が主演し、1億6100萬臺灣ドル（約6億6500萬円）となった。

7位以下も米映畫が続き、「ヴェノム：レット?ゼア?ビー?カーネイジ」「DUNE/デューン 砂の惑星」「007/ノー?タイム?トゥ?ダイ」が登場。10位の「シャン?チー/テン?リングスの伝説」は主演に中國系カナダ人のシム?リウ（劉思慕）が起用され、中華圏からトニー?レオン（梁朝偉）やミシェル?ヨー（楊紫瓊）といった人気スターが出演。興行収入は1億4900萬臺灣ドル（約6億1500萬円）と健闘を見せている。（Mathilda）