中國(guó)のニュースサイトの観察者網(wǎng)によると、米エンタメ業(yè)界誌「バラエティー」はこのほど、中國(guó)について「世界の映畫産業(yè)から切り離されながら世界最大の映畫市場(chǎng)の座を守る」とする記事を掲載した。

記事によると、中國(guó)は2020年にそれまで北米が守り続けてきた映畫市場(chǎng)世界一の座を奪い、今年も世界最大の映畫市場(chǎng)となる。

米調(diào)査會(huì)社コムスコアによると、中國(guó)市場(chǎng)の今年現(xiàn)時(shí)點(diǎn)までの興行収入は約70億ドル（約8000億円）で、世界の興収の39％を占めているのに対し、2位の米國(guó)は37億ドル（約4231億円）だ。

中國(guó)の興収を後押ししているのが地元のタイトルで、コムスコアによると、中國(guó)市場(chǎng)での興収トップ20のうち、米國(guó)作品は「ワイルド?スピード/ジェットブレイク」「ゴジラvsコング」「フリー?ガイ」の三つだけ。映畫産業(yè)のコンサルティング會(huì)社、アルチザン?ゲートウェイによると、中國(guó)市場(chǎng)における米國(guó)映畫のシェアは12．6％にとどまっている（12月中旬時(shí)點(diǎn)）。

數(shù)年前まで中國(guó)の映畫市場(chǎng)の約半分を占めていたハリウッドは、中國(guó)市場(chǎng)での低迷の原因について、新型コロナウイルスの感染拡大や、國(guó)威発揚(yáng)や愛國(guó)精神といった國(guó)策を反映した「主旋律映畫」の臺(tái)頭、米中の外交関係の落ち込みによるものとしている。

このような「新しい世界秩序」の到來は、中國(guó)の多くの人が期待した時(shí)期とは異なるかもしれないが、新型コロナウイルスの感染拡大に対する両國(guó)政府の大きく異なる対応によって早められた。

米ブルームバーグの最新の報(bào)道によると、今年最大のヒット作品は、全米で17日に公開された「スパイダーマン：ノー?ウェイ?ホーム」で、世界興収が10億ドル（約1140億円）を突破した。だが観察者網(wǎng)によると、その直前までは、朝鮮戦爭(zhēng)に參戦し米軍と戦った中國(guó)人民志願(yuàn)軍を英雄として描く中國(guó)映畫「長(zhǎng)津湖」が興収9億200萬ドルで世界一。中國(guó)映畫ではほかに「こんにちは、私のお母さん」が3位、「唐人街探偵 東京MISSION」が6位に入っている。（翻訳?編集/柳川）