2022年1月5日、韓國(guó)メディア?KBSによると、最近脫北から1年余りで軍事境界線を越えて再び北朝鮮に戻った男性が、韓國(guó)で家賃と健康保険料を滯納していたことが分かった。

記事によると、男性は2020年11月に北朝鮮から韓國(guó)へ渡って以來(lái)、補(bǔ)償金1000萬(wàn)ウォン（約97萬(wàn)円）を払い、ソウル市蘆原區(qū)にある50平方メートルの賃貸マンションに住んでいた。しかし1カ月分の家賃11萬(wàn)ウォン（約1萬(wàn)700円）と、數(shù)カ月分の健康保険料7萬(wàn)ウォン（約6800円）が未納になっていたことが判明。ただし男性は清掃作業(yè)員として働き、毎月家賃に充てられる住宅給與も受け取っており、住民センターから配給された米も1週間から10日ほど家の前に置かれたままだったといい、生活苦が理由かどうかは不明だという。

一方で、男性は近隣住民や他の脫北者との交流はほとんどなかったといい、身辺保護(hù)を擔(dān)當(dāng)する警察官に対し、普段から孤獨(dú)を口にし、北朝鮮にいる家族に會(huì)いたいと話していたとのこと。警察は北朝鮮に渡る3日前の先月29日まで男性と連絡(luò)を取っていたが、「脫北者が故郷を懐かしむのはよくあることなので、北朝鮮入りの兆候までは見られなかった」と説明しており、最近行われた政府との合同調(diào)査では「（スパイ容疑を含む）北朝鮮政府との関連性はない」と判斷されたという。

ただ記事は、「身辺保護(hù)擔(dān)當(dāng)官1人が管理する脫北者の數(shù)が多すぎるため、細(xì)かい動(dòng)きまで把握するのが難しいのも現(xiàn)実」と報(bào)道。ある警察官は、「1人當(dāng)たり50人を擔(dān)當(dāng)している。女性の脫北者は女性警察官が擔(dān)當(dāng)しなければならないため、スケジュールの調(diào)整が難しい」と苦労を語(yǔ)ったという。

この記事を見た韓國(guó)のネットユーザーからは、「あの鉄柵を軽々と越えるなんて、高度な訓(xùn)練を受けた特殊部隊(duì)でないと無(wú)理。南に派遣され、任務(wù)が終わったから帰ったスパイだと思う」「スパイに違いない。十分な情報(bào)を手に入れたんでしょ」「きっと政界にもスパイがうようよいると思うと恐ろしくなる」「スパイでしょ。國(guó)家情報(bào)院はそんなことも判斷できないの？」など、男性をスパイだと主張する聲が相次いでいる。

また、「脫北者が故郷の北朝鮮に帰りたいと言うなら帰せばいい。共産主義に染まった人々は、資本主義に適応するのは難しいはず」「韓國(guó)で生まれ育った孤児でさえ18歳になったら獨(dú)立しなければならないのに、稅金を使ってここまでしてあげるなんて。北朝鮮からはもう來(lái)ないでほしい」「脫北者を受け入れるべきではないことを示している。脫北者への支援はもうやめよう」など、脫北者への支援を疑問(wèn)視するコメントも見られた。（翻訳?編集/丸山）