2022年1月7日、米華字メディア?多維新聞は、新型コロナの感染拡大に伴うロックダウンが続く陝西省西安市の病院で発生した妊婦受け入れ拒否による死産トラブルについて、孫春蘭（スン?チュンラン）副首相がコメントしたと報(bào)じた。

西安市に住む妊婦女性が1日、激しい腹痛を訴えて同市內(nèi)の病院に搬送された際、女性の新型コロナPCR検査陰性証明の有効期限が切れていたことを理由に病院が受け入れを拒否。病院の入り口で約2時(shí)間待たされた女性は大量出血を起こし、妊娠8カ月だった胎児は死産となった。妊婦の家族がネット上で告発したことにより世間から大きな注目を集め、同市の衛(wèi)生當(dāng)局は病院側(cè)に過(guò)失責(zé)任があるとの判斷を示し、病院の幹部や現(xiàn)地の衛(wèi)生當(dāng)局関係者が処分を受けた。

記事は、同市では5日にも別の女性が「昨年12月29日に警察の護(hù)送を受けながら病院に行ったにもかかわらず病院から受け入れ拒否され、死産した」と訴えており、新型コロナ下における醫(yī)療秩序に亂れが生じていると伝えた。

その上で、孫副首相が6日に同市內(nèi)で多発する醫(yī)療問(wèn)題に関するする特別會(huì)議を開(kāi)いて醫(yī)療サービス保障體制づくりを指示したと紹介。會(huì)議の中で「このような問(wèn)題が発生したことに大いに心を痛めており、慚愧（ざんき）に堪えない。疾病予防コントロールの怠慢が暴露され、深く反省しなければならない。醫(yī)療機(jī)関の最優(yōu)先職務(wù)は醫(yī)療サービスの提供であり、新型コロナ期間であっても決して何らかの理由を付けて患者を門前払いしてはならない」と発言したこと伝えている。

また、孫副首相が患者に対するトリアージ（治療の優(yōu)先順位）の徹底を求めるとともに「重癥患者に対しては、陰性証明の有無(wú)にかかわらず、醫(yī)療スタッフが感染対策をしっかり施した上で即座に収容しなければならない」と語(yǔ)ったとした。（翻訳?編集/川尻）