2022年1月9日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、米ニューヨークで昨年暴行を受けた61歳の中國系男性が先日死亡したと報(bào)じた。

記事は、ニューヨーク市の警察當(dāng)局が8日、昨年4月に暴行を受けた61歳の中國系男性が死亡したと発表したことを紹介。男性は同市內(nèi)のイースト?ハーレムで空き缶を拾っていた際に背後から襲撃され、地面に倒された上で何度も頭を蹴られたと伝えた。

警察は防犯カメラなどの映像から49歳の容疑者を特定して逮捕し、現(xiàn)在も捜査が行われている。逮捕容疑は殺人未遂にヘイトクライムなどとされており、被害男性の遺族からは容疑を殺人に切り替えるよう要望が出ているという。

記事はまた、ある警官の話として容疑者が「前日にアジア系の男から金品を奪われたので襲撃した」と供述していることを紹介。これに対して遺族側(cè)の代表者が「襲撃を受けるまで2人は會(huì)ったことがなかった」と否定するとともに、被害男性が新型コロナによって中國料理店での仕事を失い、米國での就労期間が短かったために失業(yè)救済金も受け取れず、妻とともに空き缶回収でなんとか生計(jì)を立てていたと説明したことを伝えた。

記事は、新型コロナの感染が拡大して以降、米國ではアジア系住民に対するヘイトクライム犯罪數(shù)が顕著に増加しており、トランプ前大統(tǒng)領(lǐng)も繰り返し「中國ウイルス」と発言したことで、現(xiàn)地の中國系住民の人権団體から提訴されたとしている。（翻訳?編集/川尻）