華字メディアの日本華僑報(bào)は11日、岸田文雄首相の「中國(guó)に硬軟両様で対処」とは何を指すのかとする論評(píng)を掲載した。

岸田氏は1日放送されたニッポン放送の対談番組で、「今年は日本の外交のしたたかさが問(wèn)われる年になる」と述べ、中國(guó)に硬軟両様で対処する考えを示した。

論評(píng)は、「百年の大変局」の下、米中間の戦略的競(jìng)爭(zhēng)がヒートアップする中、米中関係に影響を及ぼす「スーパー第三者」である日本の戦略が國(guó)內(nèi)外で注目の的になっているとした。

岸田氏は、4日の年頭記者會(huì)見(jiàn)で、「未來(lái)への理想の旗」を掲げ、「普遍的価値の重視」「地球規(guī)模課題の解決に向けた取り組み」「國(guó)民の命と暮らしを斷固として守り抜く取り組み」を三本柱とする「新時(shí)代リアリズム外交」を推し進(jìn)めていくと表明した。

論評(píng)は、この三つを日本の対中政策に結(jié)び付けると、岸田氏の硬軟両用の內(nèi)実が見(jiàn)えてくると指摘?！刚韦葋齻幱Qにおいて、日本は対中強(qiáng)硬姿勢(shì)を取るだろう。地球規(guī)模課題においては、中國(guó)との協(xié)力を求めるだろうが、安全保障分野では、日米同盟を強(qiáng)化して対中強(qiáng)硬姿勢(shì)を取るだろう」とした。

また、経済分野で「日本が、最大の貿(mào)易相手國(guó)である中國(guó)との協(xié)力を無(wú)條件で支持すると一途に信じるべきではない」とも指摘。岸田氏が、日本の「新しい資本主義」は権威主義的な國(guó)家を中心とする國(guó)家資本主義とも呼べる経済體制からの強(qiáng)力な挑戦に対抗しなければならないと強(qiáng)調(diào)し、経済安全保障を擔(dān)當(dāng)する大臣を新設(shè)したことなどから、「一般的な分野では協(xié)力を強(qiáng)化し、ハイテク分野では規(guī)制を強(qiáng)化する。これが中國(guó)に硬軟両様で対処するという意味なのかもしれない」とした。（翻訳?編集/柳川）