2022年1月11日、米華字メディア?多維新聞は、インドメディアが中國(guó)のJ-20ステルス戦闘機(jī)の戦闘シミュレーション訓(xùn)練について報(bào)じたことを伝えた。

記事は、インドメディア?ユーラシアンタイムズの10日付報(bào)道を紹介。同メディアがまず中國(guó)政府系メディアの情報(bào)を引用して中國(guó)人民解放軍北部戦區(qū)の某旅団がJ-20ステルス戦闘機(jī)の広範(fàn)な戦闘シミュレーション訓(xùn)練を?qū)g施し、J-18やJ-16といった非ステルス戦闘機(jī)と比べての優(yōu)位性について確認(rèn)したと報(bào)じたほか、別の中國(guó)空軍基地でも同様の演習(xí)が行われ、J-20がJ-16と戦闘シミュレーションを行なったと紹介したことを伝えた。

また、この訓(xùn)練に関連して、2020年にも就役間もないJ-20戦闘機(jī)が空中戦闘シミュレーションで17機(jī)の「敵機(jī)」を撃墜したとの情報(bào)があり、當(dāng)時(shí)中印國(guó)境地域の緊張激化により中國(guó)空軍がインド軍に対するプロパガンダ戦、心理戦で優(yōu)位に立つため、解放軍報(bào)などの中國(guó)政府系メディアが大きく報(bào)じたとの見(jiàn)方を示したことを紹介している。

さらに、ユーラシアンタイムズが中國(guó)のJ-20に関する情報(bào)について「われわれには中國(guó)メディアの話を信じない理由が十分にある。20年の報(bào)道を例に取れば、J-20の內(nèi)部弾倉(cāng)にはミサイルが8発しか入らないのに、1機(jī)で17機(jī)を撃墜することなど不可能であることは想像に難くない」と主張したことを伝えた。

記事はその上で、1機(jī)のJ-20が17機(jī)を撃墜したというデータについて米誌フォーブスが「軍事演習(xí)において、J-20のパイロットは一定の戦闘時(shí)間後に『模擬弾薬』を再裝填（そうてん）することが認(rèn)められていた可能性が高い。シミュレーションのコストや演習(xí)時(shí)間の有効利用といった観點(diǎn)から、『模擬弾薬』の使用を認(rèn)めたり、一定の空域や時(shí)間內(nèi)において相手のロックオンに成功した回?cái)?shù)を撃墜回?cái)?shù)としてカウントしたりするといったルールが、戦闘シミュレーションでは一般的なのだ」と解説していたことを紹介した。（翻訳?編集/川尻）