広東省深セン市の本社ビルを引き払った恒大グループ傘下の恒大自動(dòng)車で、電気自動(dòng)車「恒馳5」の初製造車両がラインオフした。中國(guó)メディアが12日付で報(bào)じた。

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報(bào)道によると、恒大グループが深センの本社ビルを引き払ったことが注目を集める裏で「恒馳5」が完成し、今月12日に天津で初製造車両のラインオフセレモニーが行われた。當(dāng)初の予定よりも12日早いラインオフだという。恒大新能源汽車集団（恒大汽車）に近い人物は「恒馳の量産に向けたカウントダウンだ」と語(yǔ)った。一方で、「恒馳5」はまだ小ロットの試作段階で、正式な量産実現(xiàn)は今年8月になる見(jiàn)込みとの情報(bào)もあるという。

恒大汽車の財(cái)務(wù)報(bào)告では昨年1?6月期の収入が前年同期比53．5％増の69億2300萬(wàn)元（約1250億円）となっており大きな成長(zhǎng)が見(jiàn)られる一方で、新エネルギー車による?yún)毪悉铯氦?700萬(wàn)元（約6億7000萬(wàn)円）にとどまっているほか、損益は前年同時(shí)期の24億6000萬(wàn)元（約440億円）から48億2000萬(wàn)元（約870億円）に拡大している。それでも恒大グループの創(chuàng)業(yè)者である許家印（シュー?ジアイン）氏は自動(dòng)車づくりに自信を見(jiàn)せており、昨年10月には「10年以內(nèi)に不動(dòng)産から新エネルギー車産業(yè)に転換する」と語(yǔ)り、同19日には恒大グループによる恒大汽車の株式保有率を63．84％から72．89％に引き上げた。

本社ビルの看板は撤去されたが、許氏はなおも挽回を期している。2022年の従業(yè)員へのメッセージでは「恒大は永久に諦めない。販売、経営を回復(fù)するとともに各方面の債務(wù)を清算する。そして、生まれ変わった素晴らしい未來(lái)を創(chuàng)造する」と述べたという。（翻訳?編集/川尻）