今年2月に開(kāi)催される北京五輪への出場(chǎng)を明言したフィギュアスケートの羽生結(jié)弦（27）をめぐり、中國(guó)メディアの中國(guó)僑網(wǎng)は中國(guó)系米國(guó)選手が羽生の3連覇の前に立ちはだかると報(bào)じた。

記事は、このほどテネシー州で行われた全米選手権でネイサン?チェン（22）が6連覇を果たし、ヴィンセント?ジョウ（21）が3位に入ったことを紹介。特にチェンについて「4回転ジャンプは『欠點(diǎn)ゼロ』でほとんど隙がない」「高難度の技を連発し、観客がたまらず立ち上がるほどだった」と評(píng)した。

その上で、4年前の平昌五輪について「チェンが羽生結(jié)弦の最大のライバルと目されていたが、ショートプログラム（SP）でのミスが響き、最終順位は5位だった」と説明。「まもなく開(kāi)催される北京五輪ではチェンは羽生と共に男子シングルスの優(yōu)勝候補(bǔ)だ。チェンは以前にも増して成熟し、技術(shù)がより洗練されている上、羽生と優(yōu)勝を爭(zhēng)うメンタルも備えている」と高く評(píng)価した。

記事は羽生についても「好調(diào)を維持している」とし、昨年末の全日本選手権で6度目の優(yōu)勝を果たしたことに言及。チェンも羽生を「フィギュア界のベンチマーク的な存在であり、最大のライバル」と評(píng)しており、強(qiáng)者同士の対決は見(jiàn)どころ満載だと期待を寄せた。

このほか、中國(guó)メディアの別の記事も「史上2人目の五輪3連覇を目指す羽生結(jié)弦の前に最大の難敵が姿を現(xiàn)した」としてチェンの全米選手権6連覇を報(bào)道。平昌五輪ではSPでミスがあったもののフリーでは羽生を上回る得點(diǎn)を出したこと、以降は圧倒的な強(qiáng)さを見(jiàn)せ続け日本代表の羽生結(jié)弦、宇野昌磨、鍵山優(yōu)真のいずれにも勝利していることを紹介した。

そして、「羽生は4回転アクセルへの挑戦を公言しており、決まれば史上初の大技で3連覇を狙う。5歳若いチェンは4回転ジャンプの連発で體力と活力を武器に個(gè)人として五輪初のメダルを目指す」と伝えた。（翻訳?編集/北田）