2022年1月13日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、中國(guó)政府がすでに認(rèn)めていた、韓國(guó)造船大手の現(xiàn)代重工業(yè)と大宇造船海洋との経営統(tǒng)合を歐州連合（EU）が認(rèn)めないと発表したと報(bào)じた。

記事は、歐州委員會(huì)が13日、造船大手同士である両社の合併により、大型液化天然ガス（LNG）運(yùn)搬船の世界シェアが大きく高まり、市場(chǎng)競(jìng)爭(zhēng)を著しく破壊することを理由として、両社の統(tǒng)合を認(rèn)めない決定を下したと伝えた。

そして、同委員會(huì)のマルグレーテ?ベステアー副委員長(zhǎng)が「LNG船は世界のLNGサプライチェーンの重要なセクションであるとともに、歐州のエネルギーの多様化、安全の重要な保障となるものだ?，F(xiàn)代重工と大宇造船はいずれも世界3大LNG船メーカーであり、両社が統(tǒng)合すれば供給の減少、価格の上昇を引き起こし、歐州の海運(yùn)會(huì)社の利益を損なうことになる」とコメントしたことを紹介。この5年間におけるLNG船の市場(chǎng)規(guī)模は400億米（約4兆5600億円）ドルで、造船の注文の半數(shù)は歐州の海運(yùn)會(huì)社によるものだったとしている。

記事は、両社の統(tǒng)合に當(dāng)たっては規(guī)定に基づき韓國(guó)、EU、日本、中國(guó)、カザフスタン、シンガポールによる獨(dú)占禁止法の審査が必要とされており、同委員會(huì)は2019年より審査を行っていたと紹介。シンガポール、中國(guó)、カザフスタンはすでに統(tǒng)合を許可する決定を下しており、日本は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で判斷を示していないと伝えた。（翻訳?編集/川尻）