日本の華字メディア?日本華僑報(bào)網(wǎng)はこのほど、在日米軍基地で新型コロナ感染が拡大しても文句を言えずに、臺(tái)灣問題で追従を求められる日本について「悲哀である」とする記事を掲載した。以下はその概要。

日本の林芳正外相、岸信夫防衛(wèi)相、米國(guó)のブリンケン國(guó)務(wù)長(zhǎng)官、オースティン國(guó)防長(zhǎng)官によるオンラインでの日米「2＋2」會(huì)談が7日に行われ、會(huì)談後の共同聲明では「中國(guó)による脅威」を言い立てるとともに、尖閣諸島に日米安全保障條約第5條を適用することを強(qiáng)調(diào)したほか、「臺(tái)灣海峽の平和安定は極めて重要」などとの姿勢(shì)を示した。

世界に中國(guó)は一つだけであり、臺(tái)灣は古來(lái)より中國(guó)の一部である。臺(tái)灣問題は中國(guó)の內(nèi)政であり、どの國(guó)にも干渉する権利はない。臺(tái)灣問題については日中國(guó)交正?；?、米中國(guó)交樹立の際に厳粛な政治的約束を行なったにも関わらず、日米両國(guó)はかつての約束に背いている。

臺(tái)灣情勢(shì)を緊迫化させているのはまさに日米両國(guó)である。近頃、米政府関係者や國(guó)會(huì)議員が頻繁に臺(tái)灣を訪れたり、米國(guó)の艦艇が臺(tái)灣周辺を巡航したりしている。そして日本では安倍晉三元首相が「臺(tái)灣有事は日本の有事、さらには日米同盟の有事」などと叫んでいるのだ。

日本には米國(guó)との同盟関係を深める権利、自由はある。しかし、現(xiàn)在在日米軍における?yún)棨筏ば滦庭偿恁矢腥緺顩rという背景の下で、日本は引き続き米國(guó)に協(xié)力して対中戦略配備を行わなければならないというのは、一種の悲哀と言わざるを得ない。毒をばらまく在日米軍について、日本政府は米國(guó)に抗議の態(tài)度を示そうとしない。これは、日本外交の非獨(dú)立性とともに、日米同盟が対等なものではないという本質(zhì)を改めて浮き彫りにするものである。（翻訳?編集/川尻）