臺(tái)灣メディアのETtodayによると、南太平洋のトンガ沖で発生した噴火に伴う日本の津波警報(bào)をめぐって臺(tái)灣のネット上で議論が巻き起こった。

噴火を受け、日本では15日夜に津波警報(bào)が発令された。記事によると、臺(tái)灣のネット掲示板PTTでは日本の津波警報(bào)発令を受け、「なぜ臺(tái)灣は靜かなのか」「日本は警報(bào)を出しているのに、臺(tái)灣はまだ問題ないと感じているようだ」「それ（日本の気象庁）に引き換え、（臺(tái)灣の）中央気象局はいびきをかいて寢ている」「臺(tái)灣には全く動(dòng)きがない。まるで自分たちが太平洋にいないかのようだ」といった聲が相次いだ。

一方で、「臺(tái)灣の東側(cè)の海溝がどれだけ深いか知らない人が多いな」「臺(tái)灣人の地理學(xué)の常識(shí)がどれだけひどいかを表している」「今の教育はどうなっているんだ」「津波の発生には緩やかな海岸が必要。蘭嶼?緑島を出れば明らかに下に深い。心配する必要はない」「これは常識(shí)じゃないのか。中學(xué)校でも習(xí)う。臺(tái)灣東部の海は非常に深い」といった反論が多く寄せられたという。

日本地理學(xué)會(huì)の報(bào)告によると、臺(tái)灣には歴史的に津波の記録が少なく、詳細(xì)な記録がある日本統(tǒng)治時(shí)代以降でも東海岸に大きな津波が襲來した記録はない。そのため、臺(tái)灣では東海岸に津波は來ないと信じる人も少なくないという。ただ、ケースによっては津波が起きる可能性もゼロではないようだ。

なお、臺(tái)灣?中央気象局は16日未明に津波情報(bào)を出し、臺(tái)灣沿海では明らかな津波の兆候は観測(cè)されていないと説明。今後も観察を続けていくとした。鄭明典局長(zhǎng)も「臺(tái)灣沿海の地形の要因から津波は臺(tái)灣側(cè)に來ることはない。気象局も津波信號(hào)を検出しておらず、臺(tái)灣への影響はない」と述べた。（翻訳?編集/北田）