過(guò)去に放送された中國(guó)ドラマの中から、原作小説のイメージやキャラクター設(shè)定に合っていないと最初は酷評(píng)を浴びたものの、視聴者に受け入れられて汚名返上し、逆に人気となった俳優(yōu)たちのランキングを臺(tái)灣メディアが報(bào)じている。

この「汚名返上」ランキングで1位に選ばれたのは、2017年に大ヒットした神仙ファンタジードラマ「永遠(yuǎn)の桃花～三生三世～」で、主人公の夜華を演じた臺(tái)灣の俳優(yōu)マーク?チャオ（趙又廷）。その塩顔が華やかな美男のイメージではないことから、原作のイメージとかけ離れているとブーイングが巻き起こったが、配信がスタートすると演技力が評(píng)価され魅了される人が続出。過(guò)去作品と比較して「整形レベルの演技」と絶賛を浴びた。

2位は昨年の人気時(shí)代劇ドラマ「贅婿」から、主人公の寧毅を演じたグオ?チーリン（郭麒麟）。マーク?チャオと同じく時(shí)代劇美男とはイメージの違うビジュアルで、最初はキャスティングに驚きの聲が上がったが、配信が始まると絶妙な配役だと視聴者を納得させた。

3位は昨年ヒットしたブロマンスの武俠ファンタジー「山河令」から、周子舒を演じたチャン?ジャーハン（張哲瀚）。當(dāng)初はマオ?ズージュン（茅子?。─荬袱胗瓒à葓?bào)じられたが、チャン?ジャーハンの起用が発表されると、原作ファンを中心にイメージが合わないと不満の聲が。しかしその後は、制作側(cè)のキャスティングが「神業(yè)」だと稱(chēng)賛の聲が上がるほど人気を獲得した。

4位も同じく昨年のヒット作「半妖の司籐姫 ～運(yùn)命に導(dǎo)かれた愛(ài)～」から、ミステリアスな主人公の司籐を演じた女優(yōu)ジン?ティエン（景甜）。地球外物質(zhì)が変異した生命體という難しい役を演じたジン?ティエンだが、演技はもちろんのこと美しいチャイナドレス姿も稱(chēng)賛の的となった。

5位は2019年にヒットした武俠ファンタジー「陳情令」から、藍(lán)忘機(jī)を演じてブレークした歌手で俳優(yōu)のワン?イーボー（王一博）。原作小説「魔道祖師」の人気が高いこともあり、當(dāng)初はワン?イーボーのキャスティングが原作ファンに受け入れられず、制作中に迎えたワン?イーボーの誕生日では、ライブ配信中に批判の聲が降り注いだことも話題に。だがドラマの配信開(kāi)始後は、ダブル主演のシャオ?ジャン（肖戦）と共に人気沸騰し、中華圏を飛び出してアジア中で人気を獲得している。（Mathilda）