2022年1月19日、米華字メディア?多維新聞網(wǎng)は、ロシアの専門家が「中國政府が自國系住民を利用して西側(cè)諸國での影響力を高めようとしているのはもはや秘密ではない」との見解を示したことを報じた。

記事は、ロシア紙ニェザヴィーシマヤ?ガゼータの18日付報道を引用。英國の諜報機(jī)関が先日、中國共産黨に所屬する中國系女性が英國の政治への干渉を試みていると非難した。

この件についてロシア國立研究大學(xué)高等経済學(xué)院東洋學(xué)部のアンドレイ?カルネイェフ學(xué)部長は「中國が自國系住民を利用して西側(cè)諸國での影響力を高めようとしている　ことはもはや秘密でもなんでもない。例えば、米國には500萬人の中國系住民がおり、その多くが科學(xué)、商業(yè)さらには政治分野で成功を得ている。この狀況は歐州や英國でも同様であり、中國政府がこの狀況を自らの強(qiáng)みに変えないことのほうがおかしい」との見解を示したという。

同學(xué)部長はまた「皮肉なことに、米中関係が悪化する中で西側(cè)メディアが中國が多くの國の制度をコントロールしていると報じ出し、アングロサクソン系國家は米政府からの警告に留意するようになったが、歐州では一部の國が米國に完全には追従しようとせず、中國との協(xié)力で利益を得ようとしている」とも語った。

英BBCによると、英國の諜報機(jī)関は同國內(nèi)で弁護(hù)士として活動する李貞駒（クリスティン?リー）について「中國のために現(xiàn)職議員や議員への立候補(bǔ)を志している人物と『関係構(gòu)築』を進(jìn)めている」と指摘、李氏による政界関係者への寄付資金は全て中國政府によって賄われていると発表した。李氏は英國で「華人參政計畫」という団體を立ち上げ、現(xiàn)地華人の公民意識向上、積極的な參政を呼びかける活動を行なっているという。（翻訳?編集/川尻）