2022年1月20日、韓國?國民日報は「北朝鮮が4年以上中斷していた核実験と大陸間弾道ミサイルの発射実験再開を示唆し、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府は當(dāng)惑を隠せずにいる」と報じた。

記事によると、中東3カ國を訪問中の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)は現(xiàn)地時間18日、サウジアラビアのムハンマド?ビン?サルマン皇太子との首脳會談で、終戦宣言を含む朝鮮半島の平和のための韓國政府の努力を力説した。しかし北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、金正恩（キム?ジョンウン）総書記が労働黨の政治局會議に出席し、「われわれが主導(dǎo)的に進めてきた信頼構(gòu)築のための措置を全面的に再考し、中斷していた全ての活動の再開を迅速に検討するための指示を該當(dāng)部署に下した」と報道。文大統(tǒng)領(lǐng)が終戦宣言に言及してから2日後、そしてバイデン米大統(tǒng)領(lǐng)の就任1周年の記者會見に合わせて北朝鮮は核実験モラトリアムの解除を示唆したとみられている。

韓國大統(tǒng)領(lǐng)府は昨年9月以降、北朝鮮のミサイル発射に対し、「挑発」とは規(guī)定せず、「憂慮」や「遺憾」の意のみを表明してきた。任期が殘り少ない狀況で、南北関係改善のために北朝鮮を刺激することを避けていたとされる。しかし今回の北朝鮮の発言を受け、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府もスタンスを大きく変えるべきとの指摘が上がっている。

記事は「22日に文大統(tǒng)領(lǐng)が帰國した後、南北対話再開案について本格的に検討される見通し」としつつも、「問題は北朝鮮に対話テーブルへの復(fù)帰を要請する以外に解決策がないという點。大統(tǒng)領(lǐng)選挙を40日余り先に控えた狀況で、北朝鮮と米國が韓國大統(tǒng)領(lǐng)府からの対話要求に応えるかどうかは未知數(shù)」と報じている。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは、「北朝鮮は間違いなくわれわれの敵。それを言えないわが國の最高指導(dǎo)者」「文大統(tǒng)領(lǐng)は1人で一體何をしてるんだ？史上最悪に無能な政府」「まだ終戦宣言なんて言ってるの？」「任期中、無駄なことだけして終わったね」「ここまで片思いを続けるとは情けない。おかしくて悲しい」「文大統(tǒng)領(lǐng)はスパイだから」「早く大統(tǒng)領(lǐng)選挙の投票日が來てほしい。もううんざり」など、文大統(tǒng)領(lǐng)に対する批判の聲が多く寄せられている。（翻訳?編集/丸山）