國防部（國防省）の呉謙報(bào)道官は20日、西沙（パラセル）諸島周辺の中國領(lǐng)海への米艦の侵入について談話を発表し、「米側(cè)の行為は中國の主権を侵害し、南中國海の平和と安定を脅かす重大な挑発だ。中國の領(lǐng)海で米國の軍艦が橫暴な振る舞いをすることは許されない」と述べた。新華社が伝えた。

呉報(bào)道官は「1月20日、米ミサイル駆逐艦『ベンフォールド』が中國政府の承認(rèn)を得ずに中國の西沙諸島の領(lǐng)海及び內(nèi)水に不法侵入した。中國人民解放軍南部戦區(qū)が海空兵力を派遣して米艦を追跡?監(jiān)視し、當(dāng)該海域から出るよう警告。中國軍は米側(cè)の行為に強(qiáng)い不満と斷固たる反対を表明した」と説明。

「西沙諸島は中國固有の領(lǐng)土だ。『中華人民共和國領(lǐng)海及び接続水域法』に基づき、中國政府は1996年に西沙諸島の領(lǐng)?；€を告示するとともに、外國軍艦の中國領(lǐng)海への進(jìn)入に関する事について明確な規(guī)定を設(shè)けた。米側(cè)の行為は、米側(cè)が主張する『航行の自由』では全くなく、中國の主権を侵害し、南中國海の平和と安定を脅かす重大な挑発であり、非常に悪質(zhì)なものだ」と述べた。

また、「我々は米側(cè)に対し、情勢(shì)を明確に認(rèn)識(shí)し、挑発を止めるよう要求する。中國の領(lǐng)海で米國の軍艦が橫暴な振る舞いをすることは許されない。中國軍はあらゆる必要な措置を講じて、あらゆる脅威と挑発に対処し、國家の主権と安全を斷固として守り、地域の平和と安定を斷固として維持していく」と強(qiáng)調(diào)した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/NA）