獨(dú)ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは24日、來月4日の開幕まであとわずかとなった北京冬季五輪に対し、地元市民から冷ややかな聲が上がったことを伝えた。

記事は、歐米に比べると中國の新型コロナウイルスの感染狀況は緩和しているとしつつも「北京の『ゼロコロナ政策』は今まさに試されている」と言及。感染者が確認(rèn)された北京?豊臺(tái)區(qū)（常住人口201萬9000人）では23日午前6時(shí)から全住民が対象のPCR検査が始まり、これに醫(yī)療従事者4600人が派遣されたことや、市當(dāng)局が「高リスク地區(qū)の人は市を離れることができない」と指摘したことを伝えた。市政府の報(bào)道官は23日、「市はデルタ株とオミクロン株の二重の試練に直面している。リスクを斷固としてコントロールし、伝播の鎖を斷ち切る」との考えを示したという。

記事はこうした狀況を伝えた上で、「北京が安全で精彩を放つ五輪を世界に向けて繰り広げたいと願(yuàn)うと同時(shí)に、一部の市民は感染防止措置の厳格さから五輪にあまり関心を寄せていないようだ」と述べ、あるレストランの責(zé)任者が匿名で「大會(huì)が近づくにつれ感染対策も厳しくなり、食事に來る人はさらに少なくなった」と明かしたことを紹介した。記事はまた、「2008年8月の北京五輪當(dāng)時(shí)の興奮した気持ちに比べ、今大會(huì)にはこれと言った感情がない」という聲や、「子どもの冬休みの宿題で見る必要があり、それでようやく大會(huì)に注目するようになった」という聲が聞かれたことも伝えている。（翻訳?編集/野谷）