北京冬季五輪開幕に向けてバブル方式運用が正式にスタート―中國

人民網日本語版    2022年1月26日(水) 17時50分

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北京冬季五輪開幕に向けてバブル方式運用が正式にスタートした。寫真は開閉會式が行われる北京國家體育場。

北京冬季五輪開幕に向けて、バブル方式の運用が23日から正式に始まった。中國に入國する全ての大會関係者は、入國から出國までの全プロセスが完全に封鎖されたバブル內で行われ、その行動範囲は宿泊地と試合會場および関連施設、試合會場が設置されている3地域のポイントとポイントだけを行き來するバブル方式で管理され、社會とは完全に隔離されることになり、さらに毎日健康モニタリングとPCR検査を受けることになる。

北京冬季五輪組織委員會はこのほど、1月4日から試験運用が始まっていたバブル方式が順調に運用され、北京を含む周辺都市の住民の生活に影響は出ていないことを明らかにしていた。

組織委は23日、1月4日から22日までの冬季五輪の新型コロナウイルス対策に関する狀況を発表した。4日午前0時から22日午後11時59分の時點で、中國に入國した大會関係者は合わせて2586人だった。うち選手やチーム関係者が171人、その他のステークホルダーが2415人だった。稅関で行うPCR検査で、陽性が確認された人は39人で、いずれもステークホルダーだったという。

「プレイブック」によると、醫(yī)學的理由を除いて、全ての大會関係者は中國入國の14日前に新型コロナウイルスワクチン接種を完了していれば、隔離措置が免除されることになっている。入國後は、出國までの全プロセスを、完全に封鎖されたバブル內で宿泊地と試合會場および関連施設、試合會場が設置されている3地域のポイントとポイントだけを行き來するバブル方式で管理されることになる。

また、バブル內において入國した大會関係者や中國國內の外國人に直接サービスを提供するスタッフは毎日健康モニタリングとPCR検査を受けることになる。バブル內のホテルや選手村からは、五輪専用車両での移動のみが許されており、バブル外の人と接觸することはできず、當然ながら一般の人々と接觸することもできない。

國際オリンピック委員會(IOC)のバッハ會長は最近、「新型コロナウイルス感染拡大の情勢が変化し続けるという大きなプレッシャーの中、北京冬季五輪組織委員會は効果的な対策を講じており、バブル方式は安全でスムーズに運用されている。行き屆き、心のこもったサービスが行われており、國際社會から高く評価されている。IOCは、計畫通り安全かつ順調に大會が開催されると確信している。IOCは率先して、対策を実踐し、中國入りする全ての関係者がプレイブックの規(guī)定を厳守するよう導き、促す」と語った。(提供/人民網日本語版?編集/KN)

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