上海地下鉄で女性客がホームドアに挾まれた後、転落して死亡した事故について、中國メディアの銭江晩報(bào)は26日、事故が発生した原因の「二つの可能性」について報(bào)じた。

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事故が発生したのは22日午後4時(shí)半ごろ、上海地下鉄15號(hào)線祁安路駅。電車から降りようとした高齢女性がホームドアに挾まれて動(dòng)けなくなり、駅係員が駆けつけてドアを開いて救助しようとしたところ電車が発車、女性は引きずり込まれるように転落した。

記事によると、同路線は昨年1月23日に運(yùn)行を開始。當(dāng)時(shí)、「國內(nèi)最高クラスの完全自動(dòng)運(yùn)転システム」が採用されていたという。

同國內(nèi)の地下鉄運(yùn)行會(huì)社で働く職員は「一般にホームドアはそれほど強(qiáng)い力で閉まらないので、挾まれただけでは死亡事故は起きない。しかし、車両とホームドアの間に閉じ込められた時(shí)に車両が動(dòng)き出せば、挾まれて死傷する可能性がある」と語った。

ただ、通常であればホームドアが閉まっていない狀況で電車が動(dòng)き出すことはないという。同職員は今回の事故原因には二つの可能性があると指摘。一つは設(shè)備の故障によりホームドアとシステムが連動(dòng)しておらず、閉まっていない狀況で電車が動(dòng)き出してしまったこと。もう一つは駅係員の操作ミスで、ホームドアを手動(dòng)で操作した際に故障狀態(tài)になりシステムとの連動(dòng)が解除され、動(dòng)き出したこと。同関係者は映像を見る限り後者の可能性が高いと指摘している。

同職員はまた、通常であればホームドアは何かが挾まった場合は自動(dòng)的に開いて再度閉まり、それを繰り返すと故障として通報(bào)される仕組みになっているものの、現(xiàn)在公開されている事故當(dāng)時(shí)の映像ではホームドアが開く様子が見られないことを疑問點(diǎn)として挙げている。（翻訳?編集/北田）